【決定版】「新卒ですぐ会社を辞めた人専用」の転職完全成功マニュアル!
本記事では、「新卒で入った会社を1年以内に退職した人」に向けて、
「今後どう行動していけば、未来を好転させることができるのか」について解説します。
こんな人にぜひオススメです!
・新卒で入った会社をすぐに辞めてしまったが、次にどんな業界や会社を選べばいいか分からずに困っている人
・新卒で入った会社がブラックだったので、転職をしようと考えている人
・転職をしたいと考えているが、その決断をすることに迷いや不安を感じている新卒の若手
新卒で入った会社を早期離職する事は、決して悪い事ではありません。
かといって、「会社なんてすぐに辞めたって全然OK!」という話でもありません。
「退職」とは、「手段」であると思っています。
何の手段であるかというと、「自分の人生の幸福度を上げる為の手段」です。
一般的に、サラリーマンが会社を辞めるのは、以下の理由に集約されます。
①転職してキャリアアップをするため
②仕事から一時的に離れて、心身を休ませるため
③脱サラして独立
④自分が本当にやりたかった仕事に挑戦する為(例:お笑い芸人や歌手を目指すなど)
これらの点に共通して言えるのは、「自分の人生をより充実させたい」という意図です。
①の場合は、収入を上げたり、上のポストに就くために退職して転職。
②の場合は、心身の静養に努めて、後に再起を図る為の退職。
③の場合は、経済的・時間的な自由を求めて退職。
④の場合は、自分の心がワクワクする仕事を求めて退職。
ですから、あなたの人生の幸福度を上げるために、退職という手段が必要であると判断したのならば、いつ辞めたって構わないと思います。
勤続年数はさほど大きな判断基準にはなりません。
「まずは3年我慢してから考えろ」というアドバイスは、個人的にはあまり意味がないと思っています。
終身雇用が約束されていた時代では、数十年同じ会社で働く内の3年間は比率で言えば小さい。
しかしながら、これだけ時代の変化が激しく、もはや1つの会社に依存することができなくなった時代においては、3年という期間であっても非常に貴重です。
今まで以上に、「どんな仕事でどんなスキルや経験を獲得するか」が重要になってきます。
なぜなら終身雇用が崩壊した以上、いつでも別の会社に転職できる状態にしておかなければならないからです。
これからの時代は転職が今まで以上に当たり前のものとなるでしょう。
ダラダラと3年を無駄にするわけにはいきません。
従って「どの環境に自分自身の身を置くか」ということについて、しっかりと考える必要があります。
特に20代のビジネスパーソンにとっては、非常に重要なテーマであると言えます。
なぜなら30代40代以降の職業人生の土台は、20代の内に固まるからです。
20代には多くの選択肢があります。
しかしながら30代以降は、何をやってきたかという「経験」と、何ができるかという「スキル」が求められます。
つまり年をとってからでは、選択肢が狭まってしまうと言わざるを得ません。
なので今の会社に居てはマズいと判断したのなら、早めに退職するという選択は決して間違っていないでしょう。
あくまでそれは早めの方向修正です。
とはいえ、何の予備知識もなければ、どう行動すればいいか分からずに立ち止まってしまうと思います。
そこで本記事では、以下のようなポイントを伝えていきたいと思います。
①新卒早期離職者が考え抜くべき次のキャリアとは?
②新卒早期離職者にとっての具体的な転職先の例
③転職をする際に必ず整理しておくべき1つのポイント
それでは、さっそく一つずつ解説していきます。
〇新卒早期離職者が考え抜くべき次のキャリア
まず前提として、意識しておきたいのが「次の会社ではできる限り長く勤める」ということ。
転職が当たり前になった時代とはいえ、まだまだ日本社会においては「職歴の見栄え」が重要視されています。
短期離職を2回してしまうと、いわゆる「汚れた職歴」として見られてしまいます。
※多数の会社からヘッドハンティングされるような人材は、複数回の転職を繰り返していますが、本記事の読者はそれに当てはまりませんので割愛します。
どんなに劣悪なブラック企業にいたとしても、それが短期離職を繰り返すことを許す理由としては認められないのが現実です。
「ブラック企業に入ったお前が悪い」となってしまうのが実態です。
企業としては、長く働く人材を採用したいと思っています。
従業員は、企業に利益をもたらす人材ですから、長く働いてもらえればその分長期に渡って、企業に利益が還元されるわけです。
また第二新卒層の場合、ある程度の教育コストを必要とします。
ですからそのコストを回収される前に辞められては、企業は損をしてしまいます。
労働者側からすれば、「そんなの知ったことか」と思うような内容ですが、就職活動はは企業側の心理を把握しておくことが重要ですので、一応頭に入れておきましょう。
ここで一度整理しておくと、次に選ぶ転職先では「最低でも3年は働けそうか?」という観点を欠かさないでおきましょう。
②自分が目指したい方向性と一致しているか?次の目標のステップになりそうか?
新卒早期離職者が、次の転職先を選ぶうえで「自分が目指すキャリアの方向性」を明らかにしておくことは非常に重要といえます。
更にあなたが目指す方向性と、企業が目指す方向性が一致していることが理想です。
…仕事に理想のプランなんてないよと思う方も少なくないかもしれません。
ですが、企業は「目標を持って働き、尚且つ会社に忠実な人材」を求めています。
当然のことながら、ダラダラとやる気もなく働き、会社のために働いてくれない…そんな従業員を、経営者は求めていません。
人件費の無駄になってしまいますからね。
逆に言えば、目標やビジョンがはっきりしていれば、それが「仕事を頑張れる理由」となり、更に言えばその目標が会社の目指す方向性と一致していれば「会社に対する帰属意識」も高まるはず。
と、企業は考える傾向にあります。
もちろんそんな単純な話でもないのですが、面接において企業の納得のいく受け答えをするには、あなたのキャリアビジョンは明確にしておいたほうがいいでしょう。
もちろん単なる面接ウケに留まらず、やはり仕事というのは人生において重要な要素ですから、考えておいて損はありません。
稼げる営業マンになりたいのか、広告クリエイターになりたいのか、動画クリエイターになりたいのか、webマーケターになりたいのか…
ひとくちに営業マンといっても、業界や商材は様々。
有形商材、無形商材。
対法人、対個人。
新規開拓、ルート営業。
名が知られていない企業で営業をするのか、既に看板のある企業で営業をするのか。
そしてどのような経験やスキルを積んで、どのような姿になりたいのか。
一般的に、キャリアプランは逆算して考えることが求められます。
逆算して考えたプランが明確であればあるほど、面接はスムーズに運ぶでしょう。
やりたい仕事を考えるだけでなく、「理想の働き方」を考えるのもおススメです。
・海の近くに住んでリモートで働きたい
・生活費を抑えて、一日の労働時間を短くしたい
・20代、30代の内に思いっきり働いて40代からはセミリタイアしたい
・都心の一等地のオフィスビルで働きたい
・ベンチャー企業で若いうちから管理職として働きたい
理想のワークスタイルを考えることで、人生の過ごし方が大きく変わってきます。
〇新卒早期離職者の具体的な転職先とは?
さて、それでは具体的に、新卒早期離職者が選ぶべき転職先について考えていきたいと思います。
①日系大手
正直これは難易度がかなり高いです。
日系大手は、新卒を時間をかけて育成します。
中途採用の場合、即戦力を欲しているので、実績と経験のある人を採用します。
第二新卒は、どちらにも該当しないので、正直厳しいでしょう。
早慶クラスの学歴があれば、ワンチャンありそうです。
②メガベンチャー
メガベンチャーとは、元々ベンチャーだった企業が、大企業へと成長した企業のことを指します。
サイバーエージェントやDeNA、リクルートなどの企業がこれに該当します。
倍率こそ高いですが、第二新卒層にもチャンスはあります。
例えばリクルートは30歳以下までを新卒採用の対象としていますし、サイバーやDeNAも第二新卒を募集対象としています。
みっちり教育を受けたい、と思っている人にはあまりおススメできません。
そもそもベンチャーはあらゆるリソースが足りていませんし、一人当たりがこなすべき業務量も膨大です。
これから会社を大きくしていこうというフェーズにあるベンチャーですから、誰かにゆっくりとかまっている余裕はないと思ったほうがいいでしょう。
OJTを受けつつ、自分から動ける方であれば向いていそうです。
ですが、ベンチャー企業は多く人を抱える余裕もありませんので、ピンポイントなスキルを持った人材を欲しています。
スキルに自信がない方であれば、熱意や意欲をどれだけアピールできるかがベンチャー転職のカギになるでしょう。
④中小企業
くくりが大きすぎてアレですが、最も現実的な選択肢といえます。
現在、日本企業の多くが人手不足に悩んでいます。
新卒就活などが典型例ですが、一部の大手企業に人が殺到するからです。
そもそも中小企業を知る機会も、少ないはずです。
多くの日本企業は人手不足に悩んでいるだけでなく、若い人材の不足に悩んでいます。
ですので、新卒で早期離職をした方であっても、受け入れてくれる可能性は十分にあります。
長く働ける人材であることをうまく伝えることができれば、完璧ですね。
そもそも日本に存在する企業の9割は、中小企業です。
ですから中小企業だからと敬遠せず、じっくりと見極めましょう。
これはほんの一例ですが、私の知人が勤めている会社は、
残業禁止、早出出社禁止、休日出勤ナシで、社員の平均収入が1000万を超えています。
そんなうまい話があるの?と疑ってしまいますが、ビジネスモデルや会社の性質上、
確かにそれが成立しているようです。
当たり前ですが、中小企業といえどもピンキリです。
落ち着いて探せば、必ずあなたにあった企業が見つかります。
〇転職先を探す前に意識しておくべきたった1つのポイント
結局のところ、はっきりさせておくべき点は、「何のために転職するか?」ということ。
新卒ですぐに会社を辞めた場合、200%「なんですぐ辞めたん?」と突っ込まれます。
そしてその転職理由を、ポジティブに変換すること。
また、すべての面において完璧な会社というものは存在しません。
なのであなたが絶対に譲れない条件を1つか2つに絞っておきましょう。
もしあなたが将来、年収を着実に上げて、管理職のポストに就いたり独立したいと思うのなら、「転職の思考法」を1度読むことをおススメします。
10万部を超えたベストセラー作品ですし、企業を選ぶ基準について非常に詳しく解説されています。
転職の思考法を読んで学べるポイントは、以下の通りです。
・給与の具体的な上げ方
・ビジネスマンとしての市場価値の上げ方
・成長産業を見抜く方法
・今後ビジネスで求められるスキルの見極め方
ぜひ上の記事も併せて読んでみてくださいね!
最後に
新卒で早期離職をしたからと言って、諦める必要はありません。
もちろん厳しい戦いにはなるかもしれませんが、困難な転職活動を乗り越えることによって、必ずそれがあなたの糧になります。
キャリア形成に関する知識、仕事に対する価値観など、得られるものはあなた次第で無限大です。
焦らずコツコツ頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!