Mizuki Blog

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【実体験】新卒で入社した会社を5か月で辞めた理由を話します。

私は2021年の3月に大学を卒業しました。

 

そして、4月に晴れて社会人生活がスタート。

…だったはずが、今年の9月には会社を辞めてしまいました。

新卒で入社した会社をわずか5か月で辞めてしまったわけです。

 

そもそもなんでこんなことになってしまったのか?

未来があるこれからの大学生に向けて、恥を承知で書いていきたいと思います。

 

 

 

〇会社を辞めた理由①会社選びを妥協したから

私はどういうわけか新卒での就活が上手くいきませんでした。(ただの実力不足ですけど。)

ESも大学のキャリアセンターの職員に何度か推敲してもらいましたし、図書館にある就活ノウハウ本も複数読んで、自分なりにESや面接に活用したつもりです。

 

しかし中々内定に至らず。

加えて、就活が解禁された3月はコロナの影響で説明会が軒並み中止。

思うように就活が進まず、自分の実力不足もあって、やっとの思いで内定をもらえたのは大学4年の10月でした。

 

コロナ禍で面接日程や説明会が後ろ倒しになったことを考慮しても、かなり遅い時期です。

 

私は元々商社で営業として働きたいと思っていました。

英語を勉強していたので、海外営業に携わるチャンスのある企業が理想でした。

大手5大商社は学歴的に厳しかったので、その子会社を狙っていたのですが、それも上手くいかず。

 

最終的には、海外に携わるチャンスがあるけど、ニッチな業界から内定を頂きました。

総合職募集でしたが、何やら事業ドメインが幅広いらしく、どの職種に就くかは詳しく明かされていませんでした。

 

人事の対応や説明に多少の違和感があったものの、見て見ぬふりをして、佳境に差し掛かった卒論執筆に専念する事に。

今思えば、ここでじっくりと考え直すべきでしたが、就活に疲弊していた私は、その後は企業探しを継続することなく、就活を終える事にしたのです。

 

就職浪人という手段も考えていましたが、1年間留年するお金は実家にはないですし、既卒として就活を継続しても上手くいく見込みがなかったので、その選択肢を選ぶことはしませんでした。

 

〇会社を辞めた理由②初日から辞めたかった

今思えば笑ってしまいますが、入社初日から辞めたかったです。

会社からしてみれば、とんでもないモンスター新入社員です。

迷惑極まりない存在でしょう。

「お前どうした?」って感じです。

 

もちろんそんな考えを表に出す事はありませんが、初日の段階で、「これは会社選びを間違えたな。1年か2年で転職しよう」と思いました。

既に述べた通り、入社前から抱いていた違和感が確信に変わってしまったのです。

 

これはコロナ禍での就活を強いられる学生全てに伝えたいのですが、出来る限り会社に実際に赴いて、社内の雰囲気は感じ取った方がいいです。

オンライン説明会だけだと、いくらでも会社側は盛れます。

しかし職場の雰囲気までは取り繕うことができませんし、そこから感じ取れる社内のムードや社員の士気はよく観察しておいた方が良いでしょう。

 

閑話休題

 

なぜ入社初日で「あ、この会社辞めてえな」と思ったかというと、あまりにも入社式の進行がグダグダだった事。

加えて新卒担当の人事1人が、入社初日から新卒をほったらかしにしていたこと。

 

ちなみに新卒放置は4月から7月まで3か月間続きます。

研修という研修は1か月間だけで、残りの2か月はひたすら放置です。

 

…なんだか他責思考の文章ばかりで読者を不快にさせそうでアレなのですが、

「バリバリ働いて仕事デキるビジネスマンになってやるぜ!」と意識高く、息巻いていた私には最悪の環境でした。

 

逆に言えば、ゆるふわで働きたい人にとっては最高の環境だったはずです。

なんせ新人研修2か月は在宅勤務という名の放置プレーなので遊び放題です。

ちなみに私は弊ブログの執筆に明け暮れていました。

 

〇会社を辞めた理由③一度辞めたいと思ったら、その思いがドンドン膨れ上がったから

そして私は入社して、わずか1週間で転職エージェントに登録していました。

もう鬼バカです。

 

転職エージェントの人も相当困ったのではないでしょうか。

 

世間的には入社2年目でも、転職するには早すぎると思われます。

1週間なんて論外でしょう。

 

しかし当時の私は真剣でした。

真剣なバカだったのです。

もう一刻も早く転職してやろうと思っていたのです。

 

当然ですが、転職エージェントは、私に紹介できる求人がありません。

なので、最低1年は職歴を積めとアドバイスされました。

これも至極真っ当です。

ネットで調べてみても、大半はそのような意見が出てきます。

 

職歴は社会的信用です。

飛びぬけた才能がない限り、信用がないヤツには社会での居場所もありません。

転職にも同じことが言えます。

 

何度も「この会社で頑張ろう」と思いましたが、一度芽生えた気持ちは中々消えません,,,それどころかどんどん膨れ上がっていくばかりです。

 

 

〇会社を辞めた理由④異業種転職をしようと思ったから

実はこれが一番大きな理由です。

 

冒頭に述べた通り、私は営業職を志望していました。

しかし入社後の職種が不明瞭のまま、配属されたのはカスタマーサポートの部署。

営業の部署もあったのですが、配属希望も聞かれることなく、部署配属が決定。

まぁ会社側の人員配置の都合もあるでしょうから、この点は仕方ないなと思いましたが。

 

いよいよこの会社に居る意味が、私にとっては全くと言っていいほど感じられなくなりました。

しかも入社前には説明されていなかったのですが、私は夜勤で働くこともありました。

 

例えば、営業職に配属されたならその会社で働き続ける価値は充分にあったはずです。

経験も積めますし、少なからずスキルも身につきます。

いわゆる「新卒はまず3年我慢」の言葉もうなずけます。

 

ですが、異業種転職の場合は0からリセットされます。

であるならば若ければ若いほどいいはずです。

転職市場は基本的には即戦力採用です。

コロナ禍においては、新しく人員を育てる余裕のない企業が増え、その風潮がますます強くなりました。

 

ですが第二新卒層、20代前半であれば異業種転職のチャンスはあります。

日本企業が重視する項目の一つが「年齢」ですし、人手不足の企業にとっては「若さ」には一定の価値があるようです。

 

スキルや経験などまったくない私ですが、23歳という年齢ならまだなんとか拾ってもらえるチャンスはあるかもしれない。

コロナ禍の今はタイミングが悪いのかもしれませんが、それでも尚チャンスを求めて私は退職を選びました。

 

〇会社を辞めた理由⑤社内のキャリアパスが不透明だったから

私が配属された部署の先輩社員を観察してみると、どうやら同じ仕事を数年繰り返しているようですし、昇進先のポストもないようです。

加えて昇給のレンジもほとんど皆無に等しいようです。

つまり同じところで延々と足踏みし続けるわけです。

 

私は日本企業の実態に詳しくないので、もしかしたらこれが普通なのかもしれません。

しかし昇進も昇給もないのなら、頑張って働く意義を探すことが、どうしても困難でした。

若い時期なら、なおさらガツガツと上を狙っていかなければなりません。

嫌でもオッサンになれば、上がり目のチャンスを掴むことが難しくなるからです。

 

〇新卒で入った会社を5か月で辞めて反省している事

まず当然ですが、こんな私の事を雇っていただいた企業には大迷惑をかけました。

新卒社員は会社に何の利益も、もたらしません。

従って人件費である月給20万がそのまま無駄になってしまうのです。

 

いわば新卒を雇うという事は、会社側にとっては「投資」です。

後々会社に役に立つ人材になってもらうために、最初は我慢して人件費を払う。

私は5か月で辞めたので、会社は、投資したお金(=人件費)を回収することができませんでした。

新人を教育する時間的コスト、精神コストも含めれば、大きな損害だったでしょう。

 

冷静に考えてみれば、会社には申し訳ない気持ちがあります。

 

 

 

閑話休題

 

私は改めて、企業と私のミスマッチを避けようと思いましたし、

もっと大事なのが「自分がその企業に適合していくことが大切」だと思いました。

この世に完璧な会社などありません。

 

何かしら問題は抱えています。

世のサラリーマンは、ストレスの原因である人間関係や待遇に目をつむって、なんとか働いています。

 

私もそうした努力が必要でしょう。

 

次に入社する会社は、

私にとって、「必要だと思える努力ができる環境」を選ぼうと思いました。

 

多少辛いことがあっても、長期的なスパンでは利益がある、或いは自分の理想像に近づくことができるのであれば、現在を耐え忍ぶことができるはずです。

 

私の抽象的な目標は、「ガンガン物を売れる営業マン」です。

 

ですから前職で働き続けても、職種が違うため乗っているレールも異なりますから、いつまで経っても自分の理想には近づけない。

カスタマーサポートならカスタマーサポートのレール、営業マンなら営業マンのレールが存在する。

 

それぞれの職種ごとに、それぞれ1つずつレールがある。

そんなイメージが私にはあります。

 

会社選びのポイント。

それは、「自分の目標を達成する事を第一優先として、他のことは我慢する。」

これが現実的な今後の戦い方だなと思いました。

 

思えば、何事もまず目的ありきです。

目的が定まっていれば、その為に取るべきアクションも具体的なものになる。

逆に何の目的もなければ、場当たり的な行動に終始してしまい、まとまった結果が出にくいです。

 

新卒で入った会社を5か月で辞めているくせに、言っている事だけが一丁前の私。

本当にすみません。

 

〇今後どうする問題

私は一人暮らしです。

会社は辞めましたが、実家に帰るつもりもないです。

ウーバー配達とブログ収入で細々と暮らしつつ、じっくりと就職先を見つけようと思います。

 

22卒、23卒の皆さん、こんなクズみたいにならないように、じっくりじっくり考えて就職先は選定してくださいね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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