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【第二新卒】第二新卒の転職に必要な視点3つを徹底解説!【実体験】

本記事では、「第二新卒の転職」について、必要不可欠な3つの視点を解説していく。

第二新卒者の転職先の決め方や、労働者としての市場価値の分析、あなたの仕事に対する価値観を見つめる方法などについて、分かりやすく述べていきたい。

 

今や転職が当たり前となった時代である。

もはや一つの会社に奉公をする昭和的なサラリーマンの価値観は完全に廃れている。

トヨタのような日本を代表する大企業でさえも、「終身雇用の継続は難しい」と発言して話題になった。

 

従って、会社員である労働者は自分で自分の身を守って働かないといけない。

将来的なビジョンを持って、能動的に労働市場を生き抜いていく必要があるのだ。

つまり今後は、各々が何らかの企みや目的を持って働くことが求められるのである。

 

さて、キャリアを築く土台となるのが、20代である。

30代以降の職業人生の方向性は、おおむね20代で決まると言っていいだろう。

 

日本のビジネス社会においては、職歴(実績やスキル)が何より重要だ。

20代の場合、「若さ」や「ポテンシャル」を見込んで、会社に雇ってもらえることも多い。

しかし30代以降となると、「何が出来るのか」「どう利益に貢献できるのか?」が求められるようになる。

 

そしてそれらの要素は、20代で得ておかなくてはならない。

30代で、それまでの経歴において目立った実績やスキルがない場合、残念ながら厳しい条件を吞まされることになるからだ。

 

しかし20代の場合であれば、異業種転職のような大幅なジョブチェンジも可能である。

自分が今勤めている会社で働き続けて、その業界で生きていくのか、或いは全く別のフィールドに行くこともできる。

キャリアの土台形成期であるからこそ、成せる行為である。

 

よって、第二新卒で転職を考えている社会人は、まず今後のキャリアを見定めるにあたって、「どの分野で勝負していくか」を考えるべきだろう。

その為には、あなたが転職に何を求めるか、どう働きたいか、そしてどのようなビジネスマンになっていきたいのかを把握しておかなければならない。

 

 

〇転職の目的を明らかにすることがまず第一歩

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まず転職をする上で必須となるのが、あなたが転職をする目的である。

ここがハッキリしていない限り、転職は上手くいかないし、短期での離職をまた繰り返すことになる。

 

転職をしようと思い立った場合、大きく二つの動機が考えられる。

 

①今の会社に不満があるケース

②他に魅力的な会社が見つかったケース

 

ネガティブ寄りの動機、或いはポジティブ寄りの動機の二つに大別できる。

そして恐らくこの二つの動機を両方とも抱えている人が多いだろう。

 

ひとまずあなたが転職をしたい理由や目的を紙に書き出してみてほしい。

世間的に正しいかどうかは関係ないので、自分の本心の赴くままに書こう。

 

それらはあなたにとっての「目指すべき転職のゴール」となるからだ。

ゴールが定まっていれば、自分が取るべきアクションもはっきりと見えてくる。

 

転職における失敗でありがちなのが、「転職をすることそのもの」が目的となってしまっているパターンである。

 

今勤めている会社がとにかく不満な人がこの失敗に陥りやすい。

(※心身の健康を著しく損ねるような会社ならすぐ辞めるのが正解です!)

 

もちろん会社の環境に耐えられないのであれば、すぐ辞めるのが正解だろう。

うつ病にでもなってしまったら、せっかくの人生が台無しになってしまう。

そういう時は会社を辞めてゆっくりと心身の休養に専念すべきだ。

 

しかし、もしその後再び会社員として働いていくのであれば、やはり転職に求める要素や目的は、考えておくべきだろう。

 

また同じようなブラック企業に入りたくない!という思いは、全ての早期離職者の総意であることは間違いないはずだ。

 

日本は職歴が大事な国だと先ほども述べたが、短期離職は1度は許容されても2回はNGという風潮がある。

つまり今後の転職が厳しくなってしまうし、自身のキャリア形成にもマイナスな影響を及ぼしてしまう。

 

同じ過ちを繰り返さず、自分が満足できる転職をするためには、転職の目的を明らかにすることが必要不可欠だ。

 

〇自分の志望する業界が決まった後に考えること

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転職をしたい理由や目的がある程度定まってきただろうか?

次に考えるべきは、「その会社及び業界との需給バランスのマッチ度」である。

 

会社が人を雇うとは、どういうことかをシンプルに捉えてみよう。

 

会社は存続し続けるために、利益を出さなくてはならない。

そしてその利益は、人による労働によって生み出される。

単純な労働によって生み出される利益もあれば、高度な知識やスキルに基づいた労働によって生み出される利益もある。

 

後者のようなポジションに就いていた人員が不足した場合、会社の収益が減ってしまうので、コストを費やして埋め合わせをしなくてはならない。

 

だから企業は求人募集を出して、不足した人員を補充しようとする。

「こういう能力があって、こういう経験がある人であれば、この業務を任せられる。」といった具合に、当然ながら企業には人材に求める条件がある。

 

要約すれば、転職市場=即戦力採用が基本となる。

会社が求める条件を満たしていない限り、求職者は雇ってもらえない。

転職市場においては、労働者=商品となる。

企業はお金を払って、人を雇うのである意味当然である。

 

よって、「自分という商品」が、その企業や業界に買ってもらえるのかどうかが全てとなる。

実績やスキルは、自分の市場価値(=商品としての値段)を上げる重要な要素だ。

つまり市場価値が高ければ、それだけ転職も上手くいきやすい。

 

しかし、単に「若い人材」が欲しいという企業も多数存在する。

組織としての若返りを図るため、今後も組織を維持していくためには長期的に働ける人員を確保する必要があるからだ。

 

そこでまずは、自分が志望する会社及び業界には、どのようなニーズがあるのかを分析してみることから始めよう。

求人の募集要項には、必ず企業が求職者に望む条件が記載されている。

そこに目を通して、自分がマッチするか否かを見よう。

 

第二新卒の場合、自分が志望している企業の募集要項を満たしていないことが多い。

特に異業種転職となると、経験さえもない。

そして、職歴や経験、スキルなどが他の労働者と比べてどうしても劣ってしまう。

※もちろんアピールする方法もある。

 

従って「若さ」を武器にしつつ、第二新卒採用を積極的に行っている企業を探してみよう。

転職サイトで、第二新卒というキーワードを入力して求人を検索すれば多くヒットする。

↓参考記事↓

新卒2ヶ月目の私が12社の転職サイトを使ってみた結果と感想を書いてみる - ビジネス思考の解剖

 

例えば、第二新卒で異業種転職に挑戦するとなると、まずは未経験でも雇ってもらえる企業で働くことが必要となる。

そこで経験を積んで、同業界内で別の会社に転職するのもアリだし、その会社で働き続けるのもまた然り。

 

もし同業界内における第二新卒の転職を希望しているのであれば、今の会社に留まってその転職先に求められる経験や実績、資格を得てからでも遅くはないし、成功確率も高まる。

 

 

しかし同業界内の転職であれ、異業種転職であれ、今の会社で働き続けても成長が見込めないと判断したのなら、早めに転職をした方が時間を無駄にしなくて済む。

 

冒頭に述べたように、20代の内にある程度スキルや経験を得ておかないと、30代以降のキャリア形成において苦労してしまうことになるからだ。

 

〇あなたの仕事の対する価値観はもう既に見えている

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私は会社で働くとは即ち、お金とスキルを得ることだと思っている。

もちろん働かないと生活していけないので、お金が大切だが、スキルを得ることもまた大切だ。

 

なぜならスキルがあれば、もっとたくさんお金を稼げるようになるから。

 

従って、転職は「よりお金とスキルが得られるフィールドに身を移すこと」でもあると思っている。

今の会社に居続けることが、お金とスキルの双方の観点においてメリットがあればそっちを選ぶし、転職した方が得ならば転職をする。

 

しかし、これはあくまで私の価値観だ。

 

始めに、転職の目的をあなたなりに考えてもらったと思う。

それは単に転職を成功させるためだけでなく、あなたの仕事に対する価値観を見つめなおす作業でもあるのだ。

 

仕事にやりがいがないから、転職をしたいと思ったのなら、あなたは仕事にやりがいを求めるタイプだということが分かる。

営業という仕事が向いていないと感じたのなら、他に向いている仕事があるのかもしれない。

アットホームな人間関係が苦痛だと感じたのなら、あまり人と話さずにできる仕事が向いているのかもしれない。

 

  転職動機を考えることは、今後のあなたの働き方を見つめなおすきっかけとなる。

多くの人は、一日に1/3の時間を費やして仕事をする。

だとしたら、仕事をしている時間がなるべくなら楽しい方が、人生の幸福度も増すだろう。

あなたの人生をより充実させるためにも、転職先を探すことをきっかけに仕事に対する価値観を分析してみよう。

 

■最後に

世の中には、数百万もの企業が存在する。

業界や職種も多種多様で、どんな仕事を選べばいいのか迷ってしまうこともあるだろう。

 

だが最終的には、あなた自身の判断で、自分がやる仕事を選ぶことになる。

判断基準は他の誰でもなく、自分自身だ。

 

満足のいく判断をするには、自分の価値観や物の見方、仕事に求める要素をなどを把握しておくことが重要だ。

そこで、本記事が少しでもあなたにとって参考となれば幸いである。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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