【第二新卒】新卒で入社した会社を辞めて転職したくなったのでその原因と今後について書いてみる
タイトルに今回の記事の趣旨が全て要約されているが、気にせず書く。
新卒で入社した会社だが、2か月目にして既に辞めたい。
というかなんなら入社して一週間後には転職エージェントに泣きついていた。
まぁいわゆる最近のダメな若者に当てはまるのが私だ。
- 辞めたくなった原因①志望していた業界ではなかった
- 辞めたくなった原因②社風が合わない
- 辞めたくなった原因③やりたいことが変わった
- 今後について
- 将来のことなんて誰にも分らない
- 副業という名の救済
- 社会では「信用」がマジで重要
- とりあえず三年頑張れ説に思うこと
- 何が正しいのかなんて誰にも分からない
- 最後に
辞めたくなった原因①志望していた業界ではなかった
結局のところコレ。
私が新卒で入った会社は、もともと私が志望している業界ではなかった。
とはいえ一部希望する条件と重なっていたため、妥協する形で今の会社への入社を決めた。(給料を貰っているくせに失礼な言い草だ。)
それになによりこのコロナ禍である。
見通しのつかない将来への不安や就職難を恐れて「つべこべ文句言っている場合ではなく、とりあえず正社員として働こう。」という思いがあった。
また私は、内定を頂くのが周りより遅かった。
21卒として就活を始めた私であるが、思うように就活がスムーズに進まず、自分の実力不足もあって、内定を頂けたのは10月下旬であった。
「もうそれ以降は、求人があまり残っていないのではないだろうか。」と考えていたし、実際マイ〇ビやリク〇ビにもめぼしい求人は、既にもうなかった。
という経緯で、つまるところ私は就活というゲームに負けたのである。
志望する業界及び企業の業界研究や志望動機は考えに考え抜いたし、キャリアカウンセラーとも何度か練り合わせをした。
しかし負けは、負け。なのである。
そして就活に負けた自分を認めたくなかったので、「まずは入った会社で与えられた仕事を精一杯こなそう。」と自分に言い聞かせていた。(やりたいかやりたくないかはさておき。)
この考え方は決して間違っていないと思うし、できるならそうすべきだろう。
しかし自分がやりたかった業界に入ることができず、ある意味「後ろ向きな気持ち」で入社したからか、次第に自分の気持ちに嘘がつけなくなってきたというのもまたある。
もちろん世の中の労働者全員が、やりたい仕事をしているかと問われれば、答えはNOである。
だから私の考えも「甘え」であるとみなされるのが社会通念だろう。
私自身、甘えた考えだな~と重々承知している。
お前みたいなカス、雇ってもらえるだけありがたいと思え、と自分自身に思う。
自分の欲望と、世間の常識がせめぎあっている状態。
就活の失敗と、コロナがなければ・・・。という言い訳交じりの心残り。
今私はそんな気持ちを抱えている。
辞めたくなった原因②社風が合わない
これについては私の意識を変えるべきかなと思っている。
なぜなら会社は学校ではないし、学生ノリでワイワイするような場所ではないからだ。
もしもワチャワチャしたノリを求めるなら、ITベンチャーに行くべきだなと私は考えた。
(いわんや私が望む業界ではないので辞めておくが・・・。)
私はついこの前まで学生だったし、インターンをしていた頃は、都心一等地にあるオフィスなども何軒も訪れていた。
だから自分の中で、どんどんと偶像が出来上がっていった。
マスコミが築き上げた虚像にもまた影響されていたのかもしれない。
丸の内にあるオフィスに出社し、都心の様々なビルを訪れ営業をし、仕事終わりは綺麗なOLと合コン三昧・・・。社内にはかわいい一般職。。。
いかにも頭が足りなさそうな学生が考えるテンプレ的なイメージだ。
早急に自分の意識を改めないといけない。
もちろんそれに近いような企業は全然あると思う。(三菱〇事)とか、(電〇)とか。
いわゆる理想と現実のギャップにやられているし、つい隣の芝生が青く見えてしまい、羨ましく感じてしまったのだ。
それはなぜかというと、自分が学生気分を捨てきれていないからだ。
辞めたくなった原因③やりたいことが変わった
これに関しては自分でも予想外だった。
いくら自己分析をしてもコアな部分は変わらないとは思うが、仕事でやりたいことが変わったのだ。
大学4年で就活をしていた頃は、技術職で経験を積んで独立もアリかなと考えていた。
もちろん今もそれはそれでかなり良い選択だとも思う。
しかし今は営業職に強い興味がある。
というのもここ半年程、人とのコミュニケーション力Upを目的として日々を過ごしている内に、仕事においてもそれを中心としたくなったのだ。
何も仕事にせずともプライベートや副業でその欲求を満たすことはできるとは思うが。
今後について
まず新卒で入社した会社を1~2か月で辞めたがってる奴を雇いたがる会社は少ない。
あっても人がすぐ辞めてしまうようなブラック企業がそのほとんどだろう。
事実、私は4月の時点で20~30社応募したが、ほぼ全て落ちた。
※転職エージェントが口利きしてくれた企業だけ、辛うじて書類選考は通過している。
正直今の会社はすぐに辞めたいし、秒で転職したいのだが、なにせ転職先がない。
相変わらずコロナ不況は続くだろうし、おいそれと会社を辞められる状況にもない。
会社をすぐ辞めて転職して、今より更に条件の悪い会社に入社してしまい、そこもすぐ辞めるとなると職歴のヤバい人間の出来上がりだ。
だが転職活動は地道に続けている。
学生時代に目指していた企業や業界の求人をエージェントから紹介してもらったりもしている。
今のところは在職しつつ、チャンスを探している状況だ。
重ねて言うが本来なら今すぐにでも辞めたいのが本音ではある。
しかし、リスクを考えると辞められないのが実情だ。
無理はせず、食い扶持だけは死守する。(実家に帰りたくないしw)
将来のことなんて誰にも分らない
だが将来のことなど誰にもわからない。
未来は確実ではない。予想通りにいくことはまずないだろう。
それは今までの私の人生を振り返ってもそうだった。
つまり、今新卒で入った会社を辞めることが後々良い選択になるかもしれないし、逆に言えば今の会社に居続けることが悪い選択となる可能性だってある。
もちろん成功確率を高める方法はあるし、幸福に必要な条件だってあるから、それを一つずつクリアーしていけばいいと思う。
ただ時として自分の感情や直感に従って、非論理的なアクションを起こしても構わないはずだ。
究極的に言えば、自分が満足ならそれでOKである。
守るべき家族が居るなら話は別だが、私は22歳の何者でもない人間だ。
なので自分で自分のケツを拭ければ問題はない。
ロジカルに生きるべきか、エモーショナルに生きるべきか。
いずれにせよ「自分が幸福になる」という観点を忘れてはいけないと思った。
副業という名の救済
自分のやりたいことが本業でできなかった場合、副業でそれを叶えるという手段がある。(もちろんその分時間や体力がキツいが。)
私の場合も、副業で接客や営業にまつわる仕事を小さく始めようと思うし、昔から文章を書くことが好きなので、弊ブログで今後も駄文を打ち続ける。
社会では「信用」がマジで重要
新卒入社1か月目から転職活動をしていてつくづく再認識したのが、社会では「信用」が大切だということ。
考えてみれば自分だってそうだ。
人を判断するとき、商品を選ぶとき、我々はネームバリューや実績を見る。
新卒一か月目転職マンの私は、とにかくイメージが悪い。
根気ないやつ、就活頑張ってないやつ、就活テキトーにやったやつ(私的には頑張ったつもりだが・・・。)
いくら熱い言葉を語ろうが、いくら論理的に思いを語ろうが、バックグラウンドにある要素がそれらを阻害する。
だから私はこれからの人生において、信用を積み重ねていかないといけないし、そのためには我慢だって必要だし、地道に生きることも必要だ。
そして何より早期離職したくなった現状を作り出したのは私自身だ。
とりあえず三年頑張れ説に思うこと
どうなんでしょうねコレ。
三年必死に頑張って、ある程度スキルが身についたり、任せられる仕事のレベルが上がる環境であれば、この言葉は正しいでしょう。(つまり三年頑張ることへの何かしらの報いがある環境。)
あと職歴がとにかく大事な日本社会における生存戦略としても妥当。
(転職が多いやつは信用されない。)
よく言われるのが、「三年頑張ってみないと仕事の本質や面白さが見えてこないし、業界や業務への理解ができない。」というもの。
これも正しいでしょう。新卒には簡単な仕事しか回ってこないし、レイヤーが上の仕事はある程度経験のある人間がやるからだ。
つまり経験や在籍年数が上がるごとに、任せられる仕事が変化し、それによって見える景色も変わるということだろう。
基本的にはどこの会社でもこの構造は同じだと思う。
つまりチャンスが回ってくるまで待つべきであるというアドバイスでもある。
この助言は非常に現実に即しており、日本社会での正しい生き方だ。
社会通念上正しく、尚且つ従来から現存する社会で成功するためには有用なアドバイスだ。
いわんや所謂「レールから外れた生き方」を選択するのであれば、三年待たずに速攻で辞めても良いと思う。
日本社会のレールで生きるなら、三年粘る。
そうでないなら、いつ辞めても良い。
これが私なりの解釈だ。
つまり他者から貰えるアドバイスなんて、その人の価値観その人の生き方に基づいたものであるということだ。
当然のことながら、あなたと相手の価値観や生き方は違う。
生き方が違えば、取るべき行動の選択肢だって変わる。
だから最終的には自分を信じるしかほかないのだ。
何が正しいのかなんて誰にも分からない
何が言いたいかというと、結局ここに戻ってくる。笑(思考の堂々巡り)
人生は様々な因果の末に成り立っている。
自分が正しいと思った行動が間違っていることもあるし、その逆だってある。
人生ノーミスで常に正解を選び続けることなんて不可能だ。
もちろんその努力は必要だろうけど。
自分の直感を信じて進んでも良いと思うし、人に相談したっていい。
ただ自分の人生を常識に逐一照らし合わせて生きるのも、それはそれで窮屈に感じてきた。
だからこれからも迷い続けるし、間違っているかもしれないと自覚していながら思い切った行動を取ることもあるだろうし、リスクヘッジをした堅い選択を選ぶこともあるだろう。
人生ノーリスクなんて中々ないのではないだろうか。
会社を辞めないことで、健康を損ねたりスキルが身につかず時間を数年無駄にしてしまったりすることもある意味リスクだ。
もちろん会社をすぐに辞めることも目に見えてリスクが大きい。
リスクを下げることは重要だが、思わぬ落とし穴だってあるかもしれない。
だから生命の危機とかそういうのを除いては、多少冒険するのもアリだろう。
最後に
何をどうして生きていけばいいかわかりません!
人生は自由だけど、であるがゆえに難しい。
サルトルが「我々は自由の刑に処されている。」と言っていたけどまさにそれ。
自由ではあるが、そのすべての行動に責任が伴う。
まぁ楽しく幸せに生きていきたいです。わっしょい。