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役に立つかも!?ボツにした事業アイデア4選を羅列してみる記事

ワタクシは意識高い系社会人であるので、「経営者」に対する並々ならぬ憧れがある。
まぁどこにでもいる志だけ一丁前の凡百人間だ。

 

ならば早くスモールスタートでいいから手を動かせこの野郎、とのご指摘が読者から飛んできそうであるが悪しからず。

 

本記事では、タイトルにもある通り「ボツにした起業アイデア」を並べていきたい。

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読者の方々には何の参考にもならないとは思うが、何かのヒントになれば。あるいは散っていったアイデアの供養として。

 

〇外国人×日本人のマッチングサービス

ターゲット層➡外国人と交流する機会が欲しい日本人

 

キャッシュポイント➡ターゲット層つまり顧客から直接「サービス料」という形でフィーを頂く。後は、英会話教室とかとコラボのサービスしたり。

 

事業内容➡日本人の顧客から頂戴したフィーの一部を、報酬という形で外国人観光客に還元。報酬を貰った外国人観光客は、日本人と一緒に交流してもらう。

外国人観光客は日本人にガイドしてもらえるし、少額ではあるが謝礼を貰える。もちろん日本人は外国人と関わる体験を得ることができる。

 

ダメだった点まずこのサービスを介する必要性が一切ない。きょうび外国人なんてコロナ禍とはいえ東京にたくさん居るし、そうでなくともインターネットがあるので。

外国人が今ほど日本に居なくて尚且つコンタクトを取れる手段が限られていた時代なら成立していたかもしれない。

 

あともし仮にこのサービスを利用するユーザーが居たとしても、リピートする必要性もない(一回知り合っちゃえば連絡先交換して自分たちで落ち合うだろう。)ので収益が持続しないだろう。

 

〇一日の予定メイカーアプリ

ターゲット層➡休日に何をしたら良いか分からない人。無趣味な人。休日を充実させたい人

 

キャッシュポイント➡アプリに広告を掲載する。有料サービスに課金することで広告なし、なおかつ使える機能を大幅に増やす。旅館ホテル航空などと組む。

 

事業内容➡「その日の過ごし方をキーワード入力。例:アウトドア 休日とか、"おいしいものめぐり"とか、"ゆったりとした休日"など。」

で、キーワードを入力するとアルゴリズム検索で最適な一日の過ごし方のプランが出てくる・・・的な仕様。

 

そもそも現在のインターネットは、広告が多すぎてページ数も十数ページあるようなサイトが多い。従って情報がとっちらかっていて一つのモノにまとめにくいという課題があるような気がしている。色々調べた末に、で、結局どうしよう?みたいな。情報を集約して分かりやすく出力するのがこのアプリのコアバリューであった。

 

ダメだった点➡ワンチャンありそうな気はしている。プログラマーに発注する費用が確保できて、尚且つwebマーケティングがうまくいけば。(自分でドブ板営業してプロトタイプを試してもらったりしながら)

 

ただ、ユーザーのペインとして、「効率よく一日の過ごし方を考えたい。休日の過ごし方に関する情報収集をスムーズにしたい。」というものがあるのかは要調査。潜在的なニーズとしてもしかしてあるかもね、といったレイヤーのものでしかない。

 

〇シニア世代に特化したマッチングサービス

ターゲット層➡老人。日本は高齢化社会だし、これからドンドン老人増えていくし、孤独な老人も結構いるだろうし、スマホを使いこなす老人もこれから増えるだろうし・・・。というこれまた安易な発想。
老後の人間関係とか余暇の過ごし方、老後の孤独問題も今後深刻化していくし・・・。と、このアイデアがよぎった瞬間はそこそこいけそうな気がしていた。


キャッシュポイント➡会員費がメイン。或いは広告掲載など。


ダメだった点➡ワンチャンなくはないけど、このサービスを絶対に使いたくなる理由というのが弱いかも。60代くらいでそこそこ体力あるなら、マッチングして直接会いに行って、、というのも考えられるが、コロナ禍においてはリスクのある行為(特に老人にとっては)なのでサービスを広めるには厳しい。少なくとも今の時世下においてはやるべきビジネスじゃないなと思った。

 そもそも老人ホームあるし、パターゴルフみたいなああいう老人会みたいなのもあるんでそもそも需要がないのかも。

〇シェアハウス×マッチングサービス

ターゲット層➡20代の若者。


事業内容➡マッチングサービスで気が合えば、そのままお試しでシェアハウスを数日~数か月。

 

キャッシュポイント➡会員費。シェアハウスの家賃など。ウェディング業界と組んだり。


ダメだった点➡マッチングから同居まで完結したサービスは良いのかもしれない。費用の面での優位性或いは包括的なパッケージを提供できればユーザーにとっては便利かも。

しかしマッチングしたユーザーはいつかはこのサービスから離れて自分たちだけで暮らし始めるので、そうなると最初の段階で割とガッツリお金を取っておかないと儲けにならない。で、となると高い金額を貰えるだけのサービスを提供する必要がある。

 

ビジネスの場合、超簡単に分けると、「薄い利益を継続的に貰うか」「入り口は利益薄目だが、どこかの段階で大きくキャッシュを得る」の2つのように思える。

 

このシェアハウス×マッチングサービスの場合、会員費で広くキャッシュを集めていく必要があると思った。やり方次第ではどうにかなるかもしれない。まぁ後コロナのリスクもあるんで、世間的な批判を食らってこのサービスを周知させるのはそこそこの逆風。

 

〇総括

「そのサービスじゃなきゃいけない理由」「ユーザーがそのサービスを"わざわざ"選ぶ理由」がしっかりしていないとビジネスとして成立しないなと改めて感じた。
また、これからも長引く恐れのあるwithコロナの中で、コロナのリスクを最大限減らしたうえで提供しうるサービスを考える必要があると思った。

 

そして最大のポイントは、「どこで利益を得るか?」である。もちろんビジネスの目的は利益を得ることなので、ここがしっかりしていないとビジネスは成り立たない。

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薄く広く利益を得る場合、マーケティングや営業にかかる手間の割に儲けが残らず、価格が高すぎてもユーザーが集まりにくい。
最初の入り口は価格を最大限抑えて、キャッシュポイントを後ろにずらすのが得策かもしれない。


その場合、サービスを段階的で継続的に使用してもらえる仕組み、言い換えれば「そのサービスを使い続ける理由やメリット」を構築しておく必要がある。(例えば化粧品なんかは継続的に使うものだし、継続させないとユーザーにとっての価値がない)

 

逆に一回売り切りの商品やサービスなら、最初からドカンと価格を高めにしておかないといけない。毎回新規客を探しつつ、それが購入にまで至っても利益が少なければビジネスとしての価値がないからだ。

 

どちらも一長一短なんで、自分の商品やサービスを考えつつ、いかにして利益を出すか?は常に忘れてはいけないポイントだと思った。

 

いずれにせよどんなアイデアも少し考えただけでは、上手くはいかない。

私が本記事に羅列したアイデアもどれもが考察がまだまだ浅い。

 

もし本気で実現させたいならば、「需要があるか」「市場があるか」「収益構造は明確か」「継続性のあるビジネスか」「いかに周知させるか」「競合は存在するか」「優位性はあるか」

 

などを一つずつクリアーしていかなければならないなと反省。
ノリでどうこうなるわけじゃないというのが私の見立てだ。そしてそれは正しいと思う。

 

最後に
今回の記事では何やら「できない理由」ばかり探してしまった気がする。

しかし、問題点を精査したうえで「克服し得る事柄」であるならば小さくアイデアを実現させてみようと思う。いずれにせよどこかの段階で思い切って始めてみることが不可欠なので、勝算と改善点をしっかりと考えていきたい。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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