Mizuki Blog

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風俗 is 虚無な世界

家を出て、自宅マンションの階段を下る。階段の途中で、ピンサロ嬢の名刺カードが落ちていることに気づいた。手に取って見る事もなく、すぐにそれだと気づいた。自分が昨夜イッた店のものであったからだ。

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一瞥し、バイト先に向かう。その道中、少々の虚無感と自責の念に駆られていた。

 

風俗 is 虚無

風俗遊びというものは得てして、虚無的なものだ。そこそこ高い金を払って短い時間、女の子に気持ちよくしてもらう。身体的な快楽は当然あるが、事が済めばそこで終わり。何事もなかったかのようにすぐに現実に引き戻される。相手の女性も同様。当然ながら彼女らにとっては仕事でしかない。そこには諸々の感情がほのかにあるだけだ。(マイナスな感情は当然強い)相手の女性がたとえ明るかったとしても、それはお金の為だからな、と勘繰ってしまう。

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当たり前のことだが、世の中にはそうした事をせず、女の子に困っていない男も多数存在する。彼らの存在を考えるとまた落ち込んでしまうことがある。

北方謙三氏の「ソープに行け」指南について

日本の著名な小説家である北方謙三氏は、若者向け雑誌にて人生相談コーナーの連載を務めていたことがある。中心読者は主に若者。

ある若者の男性からこんな悩みが届いたという。
「女の子を好きになった。初体験をスムーズに済ますにはどうしたらいいか。」

この悩みに対して、北方氏は「ソープに行け」と回答した。明朗単純且つインパクトのあるこの回答は、ある種、彼の代名詞の一つとなり、知る人ぞ知る伝説のフレーズなったのである。

前置きはさておいて、この回答は至極真っ当であると感じる。風俗遊びは虚無的なものだと先ほど述べたが、女性に対するハードルを下げるにはうってつけだからだ。

女性経験に乏しい男性は、女性と触れ合う機会が少ないが故に脳内でどんどんハードルを上げてしまう。神格化してしまう。偶像を作り上げてしまう。しかし、当然ながら女性とて人間だ。我々とさほど変わらない一面だってある。性経験だって同じで、一度やってしまえばその幻想も幻想ではなくなる。現実に存在する事象の一つでしかなくなるわけだ。ソープというものは、我々男性がモテないが故に独自に築き上げてしまった夢や偶像を(良い意味で)矯正してくれる素晴らしい場所といえよう。

さりとて虚無な世界

冒頭の話題に遡るが、やはり虚無な世界ではある。風俗は女性へのハードルを下げるには有効な手段であることは確かだ。男には賢者モードというものが備わっている為、事後には必ずや後悔や自責の念に駆られる。付き合っている女性であればその後が存在するが、風俗遊びの場合、店を出ればそこで終了なのだから。

「この金があれば、何が買えた?何が出来た?」このような思いが浮かんでくるのはあるあるだろう。

承認欲求や愛を満たされていない以上、虚しさは残り続ける

金を払って、行為に及ぶ。先ほども書いたように、相手の女性は金銭の対価として、仕事として、性行為をしている。当然、相手からの愛や感情、好意などは皆無だ。ヒトは誰かから承認され、愛されたいという欲求を持っている。その発現が性行為であり、それが満たされていない以上虚しさは残り続ける。一時的に性欲は解消できても、精神に不満は残り続けるのだ。我々は一体何をして、どこへ向かえばいいのか。さながら我々は、迷える子羊なのである。

だからモテなくてはいけない

他者からの承認や愛は、人間の根源的な欲求だ。だからここを無視する事は出来ない。我々はこの壁を乗り越えなくてはならない。残念ながら、男は一部のイケメンを除いて自分で動かないとモテる事はない。自分でどうにかしなくてはならない。当然、すぐに上手くいく事なんてないし、傷つくこともたくさんある。それでも、行動しなければいつまでたっても、精神的不満に苛まれる事になる。消える事はない。

よくあるブログではここから情報商材の展開が始まるけれど・・・。

危機感を煽って、私も且つてこうだった、それでも今はこの方法を試して非モテからモテ男へ変貌。その全貌をメルマガで明かします、、、という展開にはなりません。

恋愛というのは、情報商材に導入しやすいからだ。

mizuki19980513.hatenablog.com

本記事ではそういう事はしないが、いつかネット社会におけるセールスライティングについて色々とまとめておきたい。

 

閑話休題。とにかく男は現実と向き合い、修行を続けモテ男へと変貌しなくてはならない。そうした苦労を生まれながらに背負っているのが男だからだ。風俗通いは根本的な解決はしてくれない。そう、だから自分で動かなくてはならない。

 

 

 

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