Mizuki Blog

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SEOに最適化されたwebサイトのつまらなさ

我々は何か困ったり、解決策を知りたい時にインターネットで検索をする。

そして、そこで得た情報を判断材料として、何らかのアクションを起こす。そうした傾向はスマホ普及とともに爆発的に強まった。今や我々は、分からない物事が浮かんだと同時にすぐスマホを開く。

そんな情報社会の恩恵を授かっている一方、私は現在のインターネットに飽きを感じている。特にブログやwebサイトに関してである。現在、私の目に入るwebサイトの多くはどれもこれも似たようなものだ。なぜ皆一様に、同じような記事構成のものを作るのか?甚だ疑問であったが、自分がブログをやるようになってからその答えは割とすぐ見つかった。

そして、インターネットに存在する主張や答えは、まずお金ありきである事にも、だいぶ前に気づいた。仮想空間といえど当然の事ながら、この世の誰かがネットに情報をもたらしている。である以上は、ビジネス的側面が強くてもなんら不思議ではないのだが。。。

 

タダの善意でwebサイトを更新しているわけではない。

インターネット上に存在するブログないしはwebサイトを、趣味として更新している人ももちろん存在するが、大半は収益目的である。ブログで商品を紹介し、訪れたユーザーに購入してもらい、バックマージンを得る。或いは広告収入を得るために、閲覧数を多く増やすような記事構成がされている。そこには、彼らの本音や真意はない。

あくまで収益に最適化する為に、ブログやサイトは運営されているのだ。

また、ブログやサイトは匿名で運営出来るため、発言の内容に全ての責任を負う事も少ない。つまりいかにしてサイトを訪れたユーザーの心理を動かすか?いかにして魅力的に魅せるか?そこにフォーカスされているのが現在のインターネットだ。

だから、ネット上には「大学中退。バイトもうまくいかず引きこもりに。そんな私がある日ネットで見つけたビジネスに必死で取り組んだら半年で月収100万に!そのノウハウを教えます!」的な人間が溢れる事になる。

「お金 稼ぎ方」「ビジネス 儲ける」とかなんかそんな感じのワードを打つとまず必ずこういう文言のあるサイトに辿り着くことになる。

また、やたら多いページ数や最後まで引っ張る系ページも、広告クリックを目的としたものであろう。いやいや前置きが長いぃぃ~!

SEOに最適化されたインターネットのつまらなさ。

ネットでお金を稼ぐうえで、SEO(検索最適化)対策する事は必至である。あるワードを入力して検索した時に検索上位に食い込むための施策だ。従ってどのブログも大体似たような感じになっている。正直既視感が凄いし、金太郎飴だ。

 どうも〇〇です!的な自己紹介から始まり、(丸い顔アイコン付き)悩み導入→私も且つてこうだった~→最後にメルマガ提案or商品提案。

いや、結局それかい!今までの文章は全部、セールストークだったんかい!そうした商魂が見え透いてしまうと、萎えてしまうのは私だけだろうか?

SEOに最適化していない有益な個人ブログは検索上位から外れてしまうので中々目に入ることがない。

いや、じゃあなんでそれ書いた?

 いわゆる芸能人のトレンドに特化した「〇〇の彼女は?収入は?大学は?住んでいるマンションは?調べてみました!・・・結果分かりませんでした!」ブログはSEO汚染の最たる例といえよう。アクセス数は多いので、需要は確かにあるのだろう。

 

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※なんたるセルフパロディ

なんでそれ書いた?分からないのになぜ書く?と突っ込みたくなるが、見出しを工夫すればある程度のユーザーは食いつくので仕方があるまい。

そして、往々にして記事の核心となる答えを出し渋る。ユーザーにはブログを最後まで読んでほしいし、関連記事を読んでもらって更なるアクセスアップを狙いたいのは理解できるが、己の欲望がユーザーのニーズを上回ってしまっている。本来そのような事はNGであるが、ここはSEOひしめくインターネット。そのような事はお構いなしなのである。ユーザビリティはとりあえず無視。アクセス数と広告クリック数。CVRが命なのである。とにかく金が稼ぎてェんだと言わんばかり。

しかし、それがビジネスとして成り立っている以上、我々はこうしたサイトから逃れららないのである。

情報ソースにこだわる事の重要性

やはり価値のあるものを手に入れたいのであれば、その対価としてお金を払う必要があるだろう。加えて、どこから情報を得るかしっかりと選定する事も同様に重要だ。それは「情報」に関しても同じだ。信頼性のある出版社、著者の本を買う事を自分で選ぶ必要がある。

インターネットはタダで、すぐに情報を入手できる事が魅力だ。もちろん全てがダメというわけではないが、日々情報の取捨選択をする事は意外と時間がかかるし大変だ。

だからお金を払って、一気にフィルタリングしてしまうのも有効な手段だ。

5~6年前、キュレーションサイト、いわゆるまとめサイトがビジネスとして大きく注目されていた時期があった。信憑性が問題となり、ニュースでも取り上げられるほどの大きな社会問題となったことがある。その時代から、形は変われど本質はあまり変わっていない。注目稼ぎに特化してお金を稼ぐ。そのようなサイトは今でも無数にインターネットに存在する。

最後に

いかがでしたか?SEOに特化されたブログは、どれも同じでつまらないですね!これからもいかがでしたかブログについて調べていこうと思います!

 

 

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