男の人生は辛いもの。自己を奮い立たせろ
男の人生は、つくづく修行のようなものだと思う。
仕事。金。女。この3つからはどうしても避けられない。
「お金だけが幸せか?」「多数の女にモテる事が幸せか?」という疑問や反論は、イソップ童話でいう「すっぱいブドウ」でしかない。本当は目の前にあるブドウを食べたいのに、高い木に実がついていて届かないから、あんなブドウは美味しくないと決めつける。
手に入らない不満をごまかすために、自分を正当化する為に、本来の感情を捻じ曲げているだけだ。
ドイツ哲学者のニーチェは、そのような感情を「ルサンチマン」と名付け、同様の批判をしている。
閑話休題。
男の人生は、その一生をかけてこの3つ(仕事金女)を攻略しなくてはならない。
しかも簡単には手に入らない。何度も何度も失敗する事になる。
失敗するたびに、起き上がって立ち直り、再び挑戦しなくてはならない。
努力が実を結ぶという確証も保証されていない。
だから強い意志と折れない心が何より大事になってくる。
絶対に成功するんだという確固たる意志。失敗しても、逃げずに諦めずに、再起する粘り強い意志。
こういった気持ちがないと、男の人生は中途半端に終わってしまう。
適当に自分を慰めて、ほどほどな現状を自分をごまかしながら肯定する。
そして、なんとなくぼんやりと他者を羨ましがったりする。
そんな人生悲しいではないか。
女性の場合は違う。女性蔑視と批判されるだろうが、基本的に女性は自ら主体的に努力せずとも、そこそこの幸福が約束されている。
巷には「彼くんに助けてもらった系マンガ」や、それに似たエピソードが溢れている。
私は結構精神論というか、気合とか根性といった類のものが好きだが、現代にはあまりマッチしない。いかにスマートに、賢く成功を収めるか?といった方法が人気を集めている。もちろんそうした方法も一つの最適な形であると思う。効率よく、スムーズに手っ取り早く成果を獲得する事が出来るなら、それが一番であるのだから。
しかし、男の人生が一筋縄ではうまくいかず、失敗を繰り返して成長し、成功を掴めるものだとしたら、やはり強い気持ちは欠かせないとも思う。
オレならできる。オレは凄い。オレはやってやる。
シンプルな言葉だが、自己を奮い立たせる言葉をつぶやくだけでも意外と効果があったりする。プラシーボ効果でも十分だ。自己暗示で良い。
我々は、競争社会を生きている。それぞれが自己の欲望を満たすために生きている。
他者の事を気遣っている余裕は基本的にはない。競争を勝ち抜かなくてはならないのだ。そんな環境に居るのだから、自分で自分を卑下していては話にならない。
基本的に味方は自分自身しか居ない。であるならば、自分を大切にすべきだし、自己否定しすぎずに、常に自分自身で鼓舞し続ける必要がある。
とにもかくにも、味方がいない状況において、更に自己を否定していては、自分で自分を追い詰めることになる。
テンションを高く持続して、生きよう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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