アナタはインターネットで、恋愛に関する悩みの解決法を検索したことはあるだろうか。恐らくほとんどの人があるだろうし、一度や二度ではないはずだ。
「彼女 作り方」「デート 誘い方」「ライン 脈アリ」などなど挙げればキリがない。
恋愛に関する悩みはそれほど普遍的で、且つ人間の根本的な欲求に深く根付いている。
その為、生きている限り決して尽きることはない。
インターネットで恋愛に関する事を検索すれば、マッチングアプリへの誘導やメルマガ、ナンパのノウハウなどを詰め込んだnote販売などを目にする機会がしばしばあるだろう。
恋愛の情報商材は、お金儲けに適した要素が多くあるからだ。
1.ベネフィットの提示がしやすい
ある商品をお客さんに売る時に重要なのが、「ベネフィツト」である。
つまり、この商品を購入する事でどのような利益があるか?どのような未来が訪れるか?その商品を通じて、どのような変化を手に入れることが出来るか?
どのように満足する事が出来るか?
恋愛の場合であれば、それが提示しやすい。可愛い彼女を手にすることが出来る、不特定多数の人とS〇Xができるなどなど・・・。
例えば、これが美容や健康の場合、難易度は少々上がる。自分磨き、異性からの人気獲得、自己肯定感を高めるなどあるが、その先に何が待っているか?がイメージしにくい場合もある。
一方で、恋愛の場合は差し迫った欲求、刹那的な快楽への衝動が源なので、モテるようになったその先の事は範疇の外なのだ。
特に男の性欲は理性で抑え込めるものでもなく、とにかく早くなんとかしたいと悶えている者も多い。恋愛の情報商材は、まさに彼らにとって渡りに船なのである。
2.対象となる客の多さ
一般的にビジネスは、ターゲット層を想定しそれに見合った事業を展開していく。
当然、その対象が広いほどビジネスの可能性も高いポテンシャルを秘める。
ほとんどの人間は、程度に差はあれど恋愛に興味を持っている。或いは性欲を満たしたいと考えている。若い男性は十中八九そう思っている。
従って、商材の販売対象がとにかく多い。SNSやYoutube、ブログなどを駆使して上手にベネフィットを提示できれば、多くの人から購入してもらう事が期待できる。
3.普遍的且つ強い欲求に根付いている
冒頭でも述べたように、こうした欲求がなくなることはまずない。有史以来、人間が子孫を残し続けてきた事からも分かるだろう。我々のDNAに強烈に刻み込まれている動物的本能なのだから。
男はみな、等しくエロい。そしてその欲求は時として犯罪に結びつく。
理性のリミッターを容易に凌駕してしまうほど強いのだ。
大げさに言ってしまえば、お金を稼ぐのも、女性と付き合うため、性欲を解消するための手段なのである。であるならば、当然お金を払い、情報商材に投資する事も何ら不思議ではない。従って、高額の出費も厭わないのだ。
それほど悩んでいる人は多いし、その欲望が枯れる事も早々ない。
マーケティングも決して高度である必要はない
4.在庫がない
情報商材ビジネスに広く共通して言えるが、在庫が存在しないため負債を抱える事がない。どこかから仕入れて販売するという業態ではないので、固定費も低い。
ビジネスにおいてはキャッシュフローが大切だ。負債が少なければ、それだけ利益も計上しやすい。
5.大きな元手が必要なわけでもない
それでいて、基本的にはスマホかPCが一台あればできる。元手といっても、自身がノウハウを得るために使ったお金くらいである。
従って、参入も比較的容易ではある。しかし、レッドオーシャンな分野ではあることは間違いない。
6.情報商材ビジネスの是非
私自身は、こうしたビジネスについて支持も反対もしない。ニーズがあり、双方が合意のもとに契約が成立するのであればそれもビジネスの形であると思うからだ。
私がこの記事を書いた理由は、なぜ恋愛ノウハウがSNSやネットで人気なのか?を自分なりに分析するためである。そこで得た本質的要素を今後自分の為に活かしていきたいと思った所存である。
7.最後に
差し迫った欲求と先ほど述べた通り、早くなんとかしてモテたいと思う人はたくさん居るし、私自身もそうである笑 理性的な判断を吹っ飛ばしてしまうのが性欲だ。
世の中のビジネスは、実に私たちのニーズをうまく突いてくるなあ・・・。という所感。ブログで挙げた要素は、仕事に役立つのではないかと思います。
それでは。