オナ禁の効果は女性にモテるし、日々のメンタルをパワーアップさせるもの。
「オナ禁」
男なら一度は試した事がある、禁欲の1つではないだろうか。その理由はなぜか。
オナ禁をすると、「女にモテるようになる」とネット上でまことしやかにささやかれているからである。
男はとにかく女にモテたい生き物である。
こればっかりは動物的本能であるから仕方がない。これを肉体的に否定して抑え込むことはまず不可能である。男は性欲から逃れる事が出来ない、悲しい性を持った生物なのだ。
男は動物的本能というか、DNAに「なるべく多くの子孫を残す」という生存目標のようなものが刻み込まれている。本人の理性とは関係なしに、否応なしに性欲が湧き上がってくる。
だからあらゆる方法を試して、女性を獲得しようとする。恋人を作り、セ〇レを作るために、路上や出会い系、ネットでナンパをしたりする。今所属しているコミュニティの中で女性にアプローチをする。
〇制約と誓約
しかしそれでも簡単に上手くいく保証はない。男の恋愛や性欲解消は、たくさんの失敗を乗り越えてはじめて、いくつかの成功を手にすることが出来る。
失敗の連続の最中、時に我々男どもは藁にも縋る思いで、オナ禁を始めるのである。HUNTER×HUNTERでいうところの制約と誓約である。
しかし、これは簡単なようで中々難しい、断酒や喫煙が難しいように、オナ禁もこれが結構難しい。一度はオナ禁を試したものの、あえなく失敗した経験を持つ男はめちゃくちゃに多いはずである。私も幾度となく失敗してきた。
しかし、しかしである!今度こそ、成功させてみせる!強い決意が湧いてきた。
なぜなら、オナ禁のメリットを一度自分の身体で実感してみたかったからだ。
そして、オナ禁すると女にモテるという都市伝説を確かめるべく、自らに禁欲を課した。
〇そもそものきっかけ
週刊禁欲日記というYoutubeチャンネルの動画が、たまたまおススメとして表示されていた。私はなにげなく、クリックしてそのチャンネルの動画を見た。
これが中々面白い。単にオナ禁の効果を語るだけでなく、語り掛けてくる内容がとにかくアツいのだ。自己啓発のノリがすごい。私はそういうノリが好きなので、バチンとハマった。彼は、オナ禁×自己啓発という新たなジャンルを開拓したYoutuberといえる。
で、そんなこんなで、彼の動画に感化されて、私はオナ禁を始める事にしたという次第である。
〇オナ禁を始めた理由
①パフォーマンスが下がる事を体感した。
私は一時期、アルバイトに出勤する前に必ず自慰行為を行うというヤバい習慣があった。ムラムラしているしていないに限らず、半ば義務感のような動機で、愚息を弄んでいた。(※義務感オ〇ニーはあるあるだと思う。)その頃は自分のパフォーマンスが低下している事に気づていなかった。
しかし、ちょっとした事がきっかけで、自分の能力が低下している事に気づいた。
ある日アルバイトの前に用事があって、いつもの儀式をする時間がなかったことがあった。幼児を済ませて、時間ギリギリで急いでバイト先へと向かった。
するとどうだろう。その日の勤務は、頭はスッキリ冴えていたし、テンションを高く維持したまま、働くことが出来たのだ。私は塾講師のアルバイトをしているので、脳のコンディションが非常に重要である。
これはシコらない方がいいなと。自分の体感を以て確信した瞬間であった。
②睡眠の質を改善させたかったから
睡眠の質を上げる事で、その日一日のパフォーマンスは飛躍的に向上する。かつて私は寝る前に、0721をしてその後布団でスマホをいじりながら寝るというこれまた最悪の行動をしていた。両者共に、格段に睡眠の質を悪化させる。寝る前に暗闇でスマホをいじるとセロトニンが減少するし、交感神経が活発になったままで、スムーズに寝付けなくなる。5chでもよく言われている事だが、オ〇ニーをしなかった翌日は目覚めが良い。疲労感の蓄積もさほど感じられず、爽やかな気持ちで一日を迎える事が出来るのだ。
③現実世界に目を向ける為
072ーをすれば、一時的に欲求を解消する事は出来る。しかし、根本的な問題解決にはならない。一夜を共にするパートナーがいないという現状はいつまでたって変わらない。自らが、奮い立って行動しなければ、何も物事は動かないのが世の常である。女性の場合、待っているだけでも、(程度に差はあれど)男性からアプローチされるであろう。
しかし男の場合は、一部のイケメンを除いては、自分からアプローチをかけなくてはならない。
「自分は、マスタベで満足するようなダサい男で終わるわけにはいかないのだ・・・。」という思いを胸に、オナ禁する事を決めた。
自分で自分の性欲を発散させることが出来ないので、自ずと性欲がどんどんとたまっていく。そしてその高ぶったエネルギーを発散すべく、現実の女性と向き合うようになる。
そう、オナ禁とは、「半強制的に女性にアプローチをかけなくてはならない状況」に自らを追い込むことが出来るのだ。
④エ〇動画に飽きてきた
これも理由の一つ。動画を見て、愚息をしごく事の刺激に慣れてきてしまっていた。当然の事ながら、実際に性行為したほうが何倍も気持ちよい。そもそもの話、毎日のように、誰かの行為を見て興奮して、自らの性欲を発散させることに、馬鹿馬鹿しさと虚しさを覚えるようになったのだ。こんなのただの負け組ではないか。と思った。
一生このまま他人のセ〇クスを見て満足するだけなのか?それでいいわけねえだろうと。とにかく、現実世界で勝負だと。ヴァーチャルで満足している場合じゃねえぞと。思った次第である。
〇実感として
オナ禁を始めてまだ10日ほどだが、テストステロン値が上昇する為、毎日ハイテンションで生きている感じがある。
日々活気に溢れて生きているほうが、楽しいに決まっている。なんとなく疲れていたり、抑圧的な感情に苛まれていては、なんだか窮屈だ。オナ猿だった頃は、オ〇ニーによって体力や気力、テストステロン値を失い、なんだかぼやーっとしていた気がする。
あとやっぱりムラムラするし、自分で処理する事が出来ない以上、自然と女性にアプローチするようになった。
オナ禁=モテる という図式は、オナ禁した結果女性が寄ってくるのではなく、「オナ禁で得たエネルギーや性欲を発散する為の行動」を積極的に取ることができるようになるというのが正しい。自分で自分を、女性にアプローチせざるを得ない状況に追い込むわけだ。
〇オナ禁は一つの宗教である
禁欲とは一種の宗教である。古代ギリシャ思想のストア派では、禁欲の重要性が説かれているし、有史以来人間は何らかの禁欲を己に課してきた。その代わりに、何かを手に入れる事が出来ると信じて。
従って、オナ禁も一つの宗教思想に近い。オナ禁する事で、自己に暗示をかける。自己にブーストをかける。自己の自信を高める。「オレは皆がやっているダサい行為をとっくに卒業した。」という気持ちが少々の優越感を生む。
オナ禁の効果の科学的根拠は分からないが、「俺いけてるんちゃう?」という自己肯定感や自己暗示、性欲ブーストによるパワー増大が本質的価値であると思った。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。