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株式会社ZIZAI CEO塚本大地氏から学ぶ起業のアイデア発想の基本を勝手に考えてみた

起業とは、一般的に言えば、「自由性の高いゲーム」と解釈されている。

起業とは、この世にはない新たな仕事をイチから生み出す作業であるからだ。

どのような形態で店舗を持つか?どのような商品やサービスを販売/提供するか?

誰をターゲットに商売をするか?(※法律順守は前提として)全ては自由である。

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しかし、どんな競技やゲームであっても、ルールや枠組みが分からないとどのように取り組めばいいか分からないのと同様に、起業にも基本となる考え方や思考プロセスが存在する。

 

本記事では、株式会社ZIZAI CEOの塚本大地さんの起業ノウハウを参考に、起業の発想や事業構想についてまとめていく。

 

株式会社ZIZAI CEO塚本大地氏について

塚本氏は、大学四年次に同学年の友人と起業をしている。

私が本記事で彼を取り上げた理由としては、以下の通り。

 

①大きな資本がない状態で起業を決めた点が、多くの人にとって参考になると考えたから

②「持たざる者の起業」をシビアに考えていたから。その思考がとても参考になると感じたから。

 

学生起業,学生のスタートアップというと、「webサービスやら開発したアプリをローンチさせ、VCから出資を募る」というスタイルが現在の流行であるように思える。

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しかし、塚本氏の場合はそうではなかった。彼は、どこの業界なら勝ち目があるか?を徹底的に調べ上げたという。

 

 

学生起業は、若くて、経験もなく、仲間もいません。基本的に、ビジネスをひととおり経験している社会人と比較しても勝ち目がありません。

https://blog.theseed.vc/?p=330

 

 

学生起業は、自分が手掛ける事業やサービスについついフォーカスしてしまいがちな気もするが、塚本氏の場合、自分が置かれている状況を見定め、その上で何をすべきか?という戦略を持っていた。ビジネスの世界は生き馬の目を抜く世界。資本力や技術力、または擁する従業員の数などがモノを言うし、それらを兼ね備えた会社がやはり強いのだ。しかし、学生はリソースが欠けている。手腕のあるベテランのビジネスマンに真っ向から挑むには勝算が低い。

従って、まずは自分が持っているリソース(お金、人脈、知識、経験、スキル、特技などなど)を整理し、どの業界ならそれが活きるか?を考えよう。

〇どの業界でビジネスを始めるか?

 

塚本氏は、「自分がやりたい事」ではなく、「勝てる市場」に絞って事業領域を選択した。

 

 そんな経緯で、とにかくマーケットが大きくて、若者の参入がそこまでなかった事業を選びました。

https://blog.theseed.vc/?p=330

 

マーケットが大きければ、その分後発組でも十分に収益を狙えるチャンスがある。尚且つ、競合となり得る事業者を避ける事で、更に勝てる見込みを高めている。

マーケットが小さければ、当然だが全体のパイは少ない。言い方が雑になってしまうが、「おこぼれ」を十分に貰えるのが市場規模の大きい業界である。

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例え自分が有するリソースが不十分で競争力が高くなくとも、競合の企業を上回らなかったとしても、ある程度の収益を計上する事が出来るかもしれない。そうした観点から見れば、大きなマーケットを選定するのは、必要不可欠といえる。

〇事業構想の組み立て方

また、事業を構想する上での考えは以下のようであった。

 

一発目に関しては既存にあるフォーマットの焼き直しで、なおかつ自分たちが付加価値がつけられるような事業を考えていました。

https://thebridge.jp/2019/07/5-standards-interview-vol6-daichi-tsukamoto-zizai

 

一からビジネスモデルを組み立て、収益構造を考えるのは時間がかかるし、誤ったプランを立ててしまう危険性もある。まずは現在儲かっているビジネスを学び、真似する事から始め、尚且つ差別化する為にその事業やビジネスモデルに新規性をいくつか加える。これは、0から起業を志す者にとっての基本となる考え方であろう。

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〇まとめ

①どこの業界なら勝ち目があるか?を徹底的に調べて考え抜く

②①の条件を満たしていて、尚且つ市場規模の大きいマーケットはどこか?

③上記二つの条件を満たした業界、領域のビジネスモデルや収益構造を学ぶ

④その上で、独自性のある方法を加える。

 

起業とは途方もない偉業ののようなものというか、何かかけ離れたようなものに感じるが、一歩一歩プロセスを辿りながら地道に考えていく作業でもあるのだ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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