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【香港】周庭(アグネス・チョウ)さんはなぜ逮捕された?思想や経歴についてまとめてみた

ハイ。よくあるアフリエイトブログのタイトルでスタートです。

 

日本でも有名で人気のある、周庭(アグネス・チョウ)さんが国家安全維持法違反の疑いで逮捕された。大きくニュースとなり、その動向が心配されたが、翌日には保釈。

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中国共産党にとって彼女は好ましくない存在であることは間違いない。日本語に精通し、日本において民主主義の重要性を喧伝し続ける。中国共産党の批判をする。これらの事は当然中国にとっておもしろくない。出来るなら、今すぐにやめさせたいはずだ。

大きな衝撃を以て伝えられた彼女が逮捕されたニュース。この逮捕は最終通告かのように感じた。次はねえぞと。分かったなと。

中国共産党と香港の関係は近年緊張状態にある。香港においては数年前から度々大規模なデモが発生している。それは香港において民主主義の存続が危ぶまれているからだ。

mizuki19980513.hatenablog.com

中国はこの一連のコロナ騒動でアメリカをはじめ欧米諸国との対立を深めている。

アメリカとの対立を乗り越え、更に存在感を高めようと躍起になっている中国。アジアでの覇権を完全に握り、アフリカにも友好の種をまき、地盤強化。

今日においては、ネットや5Gを巡って、「米中戦争」が激化している。

そんなフェーズにいる中国は、まずは香港や台湾を彼らの手中におさめておきたいのだろう。そんな事もあってか最近は強引な行動が少々目立つようになってきた。国際社会で何言われようが関係ねえぞと。俺らに逆らうやつは何としてでも潰すぞと。そんな中国の意思が見え隠れする。

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本記事では、周庭さんがどのような人物かまとめていこうと思う。また、現在の香港の状況についても簡単にまとめていきたい。

 

周庭さんとは

香港の政治運動家。民主運動家。周庭さんは、2012年に民主派学生団体である「学民思潮」に参加。発端は、香港教育局による新たな道徳教育・国民教育に思想洗脳の危機を感じ、学民思潮が反対したことにある。

また、中国の全国人民代表大会の機関(中国全人代常務委員会)が示した香港における行政庁選挙で民主派の立候補を制限する方針にも反対。デモを行った。

2014年の雨傘運動後では、香港で政治に携わる機会を徐々に増やしていった。民主は運動におけるリーダーを務めていないものの、日本語を話せることから日本メディアに出演する機会が多く、日本で大きな知名度を誇る。

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2020年8月6日、「違法集会」を扇動した罪などを問われ有罪となる。

香港の現状

以前このブログでも取り上げたように、(冒頭にリンクあるのでぜひ!)香港では国家安全維持法が採択され、香港における民主主義の存続が危ぶまれた。危惧していた通り、民主派の思想を持つ活動家が多く逮捕された。香港における民主主義はこのまま失われていくのかもしれない。且つてはデモによる反対の姿勢を示すことが出来たが、現在それさえも失われてしまっている。中国共産党の支配を絶対のものとすべく、その侵略行為は加速し続けている。思想的自由という我々にとっての「あたりまえ」はすぐ近くの隣国において失われてしまった。いずれにせよ。中国共産党に反対する者は全て逮捕される。その対象外であった香港でさえもそうだ。

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周庭さんの逮捕を巡っては、香港においても超党派(香港市民の人権保護を目指す組織)からも「基本的人権の蹂躙だ」として批判の声があがった。

最後に

今後の中国の動向や、香港との関係性については引き続き注視すべきである。

隣国に存在する超大国である中国。我々にとっても決して他人ごとでなく、彼らの政治的動向を常にニュースなどでチェックしておきたい。

 

 

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