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【国際政治 中東vol.2】アメリカとイスラエルの関係を分かりやすくまとめてみた

中東における政治情勢を理解する為には、イスラエルという国、そしてアメリカとの関係を知っておく必要がある。

今回の記事では、アメリカとイスラエルの関係性について簡単にまとめてみようと思う。

 

 

 1.アメリカにおけるユダヤ人という存在

ユダヤ人はアメリカかイスラエルにその多数が住んでいる。

アメリカのユダヤ人は、政治的・経済的面において社会で大きな影響力を持つ。(スピルバーグやラリーペイジなどなど)

イスラエル・ロビーと呼ばれる政治組織がアメリカには存在する。ユダヤ人とイスラエルの利益を守る為に広報活動などを行っている団体だ。

 

アメリカ国内でユダヤ人は大きな影響力を持つが故に、政治家たちも彼らの存在を無視する事は出来ない。従って、必然的に中東における外交政策イスラエルに有利なものになるということだ。ユダヤ系の資金を得る為でもある。

また、ユダヤ系はメディアの有力者も多く世論形成に大きな影響力を持っておりやはり、彼らを取り込むことは半ば避けて通れない。

 

2.中東における政治的・戦略的重要性

アメリカが中東に介入する上で重要な軍事拠点となっているのが、イスラエルである。

また、イスラエルにおける諜報機関を通してアメリカは中東における情報を得ている。

中東における石油資源の確保、産油国支配の為にもパイプは持っておきたい。

従って、イスラエルは友好国・同盟国でもあり、アメリカにとっては重要な拠点の一つなのである。

また、アメリカが撤退した場合パワーバランスが崩れ、イスラエルとその他アラブ諸国の間で戦争が起こる可能性も大いにある。ロシアの南下も懸念材料の一つ。

逆に言えばイスラエルアメリカという盾がある事で、中東における唯一のユダヤ人国家であり続ける事が可能であるのだ。周囲に、敵対するアラブ国家がいくつも存在する中で存続し続ける為にはアメリカとの関係は切っても切り離せない。

つまり、両国の利害関係が一致している事が関係を深めている要因の一つであるという事だ。

 

本日はここまで。

私のブログが興味の入り口となり、より詳しい文献で知識を深めてくれたら嬉しい。

それでは。

 

 

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