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【悲報】青汁王子の最新本「時を稼ぐ男」がとにかくヤバい。いいから早く本屋行ってこい!

青汁王子の新著「時を稼ぐ男」を、Kindleで購入して読みました。

 

ちょっとこれはヤバかったです。

 

いや、中々ヤバかったです。

 

ってか、かなりヤバかったです。

 

なんというか、久しぶりに本を読んで、「これ何回も読もう」と思わせてくれる1冊でした。

 

僕は起業家が書いた本を読むのが大好きなんです。

 

なぜかというと、とてもドラマチックだから。(キザ男かて)

 

どういった流れを経て起業したのか?

どういう経営哲学のもとに、会社を大きく成長させることができたのか?

成功に至るまで、どのような苦労や紆余曲折があったのか?

 

起業家には、色々なストーリーがあります。

 

どんな起業家にも、まず志がありました。

普通の人なら、「金持ちになりてぇなあ。社長になりてえ」という思いだけ浮かべて、ひとしきり妄想して、一晩寝たらコロっと忘れてしまいます。

※普通の人というか、僕のことなのですが。

 

しかし起業家は、実際に行動に移したがゆえに、起業家になれたんです。

最初の一歩を踏み出した人にのみ、未来はやってきます。

もちろん最初から上手くいくわけではなく、必ず失敗はあるでしょう。

そこで脱落してしまう人だって、居るかもしれないです。

 

でも、そこで逃げ出さず、あらゆる手段を尽くして、執念深く成功を目指す。

しつこく努力し続けた者だけが、成功者になれるんですね。

 

頑張って仕事しようと思いつつも、平々凡々な日々に甘んじている僕の心にグッサー刺さります。

 

起業家の本は、もちろん学べることがたくさんあります。

でも僕にとっては、心のエナジードリンクといいますか、「気合注入剤」です。

 

今回僕が読んだ青汁王子の「時を稼ぐ男」は、ビジネスを成功に導いた原則や、成功を引き寄せるメンタルなど、まさに三崎優太という人物について、徹底解剖された1冊でした。

 

僕が読んでいて、これはめちゃくちゃビジネスに活かせるぞ!と思った内容を、紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

〇ビジネスにおいて最も重要なことは「競争優位性」である

青汁王子は、度々「競争優位性」の重要性について語っています。

「時を稼ぐ男」の第一章でも語っていますし、YouTubeライブ配信でも同様のことを言っています。

 

競争優位性とは、「他社と比較して優れている点」のことです。

 

当然ながらビジネスは競争です。

 

優れたものが勝つ、シンプルな弱肉強食の世界。

他者と比較して優れている点がなければ、打ち勝つことはできません。

 

消費者の側に立って考えてみれば、分かりやすいと思います。

 

たとえばティッシュを例にして考えてみます。(たまたまティッシュが目の前にあったので、これを例にします笑)

 

A社のティッシュと、B社のティッシュに品質の差はほとんどないとします。

A社のティッシュは200円なのに対して、B社のティッシュは250円だったとしましょう。

この場合、大多数の消費者はA社の商品を選びますよね。

品質が変わらないのなら、安い方を選ぶのが当然といえます。

 

この場合の競争優位性は、「価格」となります。

 

しかしC社のティッシュが、値段は350円しますが、肌触りがとても心地よい高品質な商品だったとしましょう。

 

この場合値段は少々高くなりますが、C社のティッシュを購入する人もある程度居そうです。

 

この場合の競争優位性は「品質(=肌ざわり)」です。

 

競争優位性とは、他社に打ち勝つためには絶対に必要な要素であり、「消費者がその商品を選ぶ理由」なんです。

 

今挙げた簡単な例は、競争優位性として「品質」と「価格」を挙げましたが、他にも競争優位性となる要素はたくさんあります。

 

☆競争優位性の例

知名度が高い

SNS集客に強い

Youtubeに強い

インフルエンサーとのつながりが強い

・他社には真似できない独特の味

・海外とのコネクションが強い

 

ですが、このようなことを思ったかもしれません。

 

「そんな簡単には、競争優位性なんて思いつかねえよ!」と。

 

安心してください。

 

青汁王子は、この点についてもしっかりと答えてくれています。

 

青汁王子いわく、

 

ここで述べているのは、「絶対的な優位性」ではありません。

絶対優位性を求めると、キリがなくなります。

自社の商品やサービスが他社より少しでも優れていれば、それでいい。

ちょっとした差別化が重要なのです。

 

時を稼ぐ男

 

つまり競争優位性とは、必ずしもオンリーワンであったり、ナンバーワンである必要はないんです。

 

大事なのは、他社より秀でていること。

 

これが必ず押さえておくべきポイントになります。

 

〇「青汁」の競争優位性って何だったの?

 

青汁王子が、考えた「青汁の競争優位性」は、2つありました。

 

1.おいしくて飲みやすい青汁

2.「広告」

 

 

 

みなさん青汁の味って、どういうイメージですか?

大半の人が、「苦い」「おいしくない」「飲みづらい」と答えるはずです。

 

青汁=苦くてまずいもの(その代わり健康には良い)という固定観念が、多くの人に根付いていたと思います。

 

しかしもしこれが仮に、「おいしくて飲みやすい青汁」だったらどうでしょう?

健康に良いというイメージがありますし、美容効果もあるというアピールができそうです。

 

おいしくて健康にも良かったら、消費者にとってはメリットも大きいですよね。

 

固定観念をくつがえすというのは、難しいことではありますが、上手くいくとボロ勝ちできると思います。

 

ほとんどの青汁が苦い。

でも新しく参入してきた1社が甘くておいしい青汁を作った。

 

すると構図がガラリと変わります。

 

甘くておいしい青汁を販売する会社1社VS苦い青汁を販売する会社

 

自分だけ大きく目立つポジションに座れるということなんです。

 

ただもちろん他社にすぐマネされてしまいますし、何らかの対策が必要になってきますけどね。(青汁王子の場合は、そういった会社を買収していったそうです。)

 

話を戻します。

 

青汁王子は、「新しい味を開発する」というアイデアを思いつき、「すっきりフルーツ青汁」という商品を開発しました。

 

青汁を販売する大多数の会社が「苦い青汁」を売っている中、「フルーツ味で甘い青汁」は、大きな武器となりますね。

 

「広告」に関しても、大きな競争優位性となりました。

 

みなさん、青汁の広告って、TVのCMでよく見ませんか?

 

青汁のメインターゲットは、中年~高齢者層なので、TVや新聞など、昔からあるメディアで広告を出すことが一般的な方法です。

 

青汁王子の場合、彼らと同じフィールドで戦うことはしませんでした。

 

TVや新聞に広告を打っても目立たずに埋もれてしまう。

そう考えて、2014年当時は珍しかった「健康食品の広告をネットに出す」という戦略を取ったのです。

 

2022年現在は、Webサイトで美容や健康食品を売ることが当たり前になりました。

昔と違って、もうここは競争激しいレッドオーシャン

なので我々はまた別の方法を考えたり、別の場所を探す必要があります。

 

最近だと、TikTokで再生数を稼いで知名度を高め、その後自社に誘導する流れが流行していますね。

 

大切なのは、成功者と同じ方法を取るという事ではありません。

 

×"青汁王子はネット通販で成功した!俺もマネしよう!"

〇"青汁王子は、競争相手が少なかったインターネットに広告を出した!じゃあ俺も競争相手が少ない場所を見つけて、そこで広告を展開しよう!"

 

成功の本質を見抜かなくてはいけません。

 

〇ブログやYouTubeにだって「競争優位性」は必要だ

「競争優位性」は、ブログやYouTubeにだって、必要不可欠です。

 

私もブログをやっているので、泣くほど痛感していますが、アフィリエイトやブログの世界は、か~な~り競争が激しいです。

 

有名ブロガーさんが大勢いますし、ここ数年で企業がカネとヒトを大量にぶちこんでアフィリエイト市場に殴り込みにきています。

 

なのでそういった人たちと戦っていくには、並大抵のことじゃうまくいきません。

 

その人にしか書けないような、ユーモラスで分かりやすい文章なのか。

その人にしか発信できないような、体験に基づいた独自コンテンツなのか。

ついつい最後まで読んでしまうような、流れるような文章術を持っているとか。

 

何でもいいと思うんです。

 

「こいつのブログは、なんかちょっと他と違うな」と思わせる要素が大事です。

 

YouTubeだって同じですね。

 

Youtubeの場合は、その人のキャラクター性だったり、トークだったり、特技だったり、「その人だからこそ」のコンテンツがあれば、輝けるはずです。

 

どうやったら他の人ではなく、自分を選んでもらえるのか?

そういった発想がビジネスに限らず、コンテンツ発信にも必要です。

 

〇ビジネスの成功は、起業する前に決まっている

ビジネスが上手くいくかどうかは、ビジネスモデルにかかっています。

青汁王子いわく、「どんな国で生まれるかと同じくらい、ビジネスモデルは重要」だそうです。

 

例えば、ラーメン屋。

 

まずラーメン屋は、店舗の賃料がかかります。

そして人件費も必要です。

また、1日あたりの来客数にも限界があります。

 

つまり収益に天井があり、尚且つ引かれる経費が大きい。

そうすると、手元に残る利益は少なくなってしまいます。

 

つまり良い悪い関係なく、飲食店というビジネスモデルで、巨額の富を得るのはかなり難易度が高いということです。

 

青汁王子の場合は、店舗を持たず消費者に直接商品を販売するD2Cという業態でした。

またサブスク型の販売だったため、継続的な収益を得られるビジネスモデルでした。

起業する際には、利益率が高く、継続的に稼げるビジネスモデルが理想です。

 

〇ビジネスの成功は、マーケティングで決まる

青汁王子は、マーケティングの重要性について何度も語っています。

 

「(前略)何を売るかというよりも、ネット上でどれだけの存在感を見せられるか」

時を稼ぐ男

 

 

 

もちろん商品のクオリティが高いことが、前提としてあると思います。

でも裏を返せば、どんなに高品質でも、まず知ってもらわなくては意味がないんです。

高品質であれば、自然と客が集まってきたのは、モノが少なかった時代の話。

今は安くて高品質な商品が、わんさかあります。

なのでまず知ってもらわなくては、スタートラインにすら立てないんです。

 

いくらいい商品やサービスだとしても、進化したいいものが次から次へと出てくるので、一つの商品やサービスに依存していると、淘汰されてしまう確率はどうしても高まります。

そうではなく、マーケティングを軸にして、売れる商品やサービスは何か、それをどうるのかについて真剣に考えていくべきです。

時を稼ぐ男

 

どういう商品を作るか?という発想よりも、

どういう商品が求められているか?という視点で考えなくてはいけません。

 

そしてどうやって売っていくのがベストなのか?について考える。

 

この手順を踏むことが青汁流であり、我々がビジネスを立ち上げる際にも、取り入れるべき視点です。

 

〇ゴチャゴチャ言わず「成功」を目指せ

青汁王子のビジネスに関するノウハウもそうですが、メンタルがやっぱ強ぇーなと思いました。

 

この章のタイトルにもありますが、「ゴチャゴチャ言ってねぇで、成功したいのなら、常識とか無視して、合理的に成功を目指せ」というメッセージが伝わってきます。

グダグダと日々を過ごしている自分に、思いっきり蹴りをいれてくれました。

 

青汁王子は、「大多数の常識人間の集団」から抜け出すことのメリットを、こう表現しました。

 

そうした非効率性や不合理性を横目に眺めながら、自分だけ徹底的に合理性を追求していけば、驚くほど簡単に他者との競争に打ち勝ち、成功を手にすることができるはずです。日本の社会には、こうしたチャンスがあちこちに転がっています。

 

青汁王子の「時を稼ぐ男」のメッセージの核は、「人と違うことをしろ。ただしそれは理にかなったものであることが大事」という事だと思います。

 

世の中って、皆が皆、独自の考えを持っているわけではないです。

常識に従って生きていれば、大成功はできないですが、失敗もしません。

食うに困らず生きていけるんです。

 

ただ、ブチあげたいのなら、話は別。

 

とにかく周りをガン無視で、成功に必要なことを、データやロジックに基づきながら戦略を練り上げて、実行していく。

 

周りにいちいち従ってる暇ねーぞと。

 

とにかく成功するために必要な思考と行動をしろ。

 

青汁王子の成功哲学の核だと思います。

 

〇最後に

青汁王子は、ビジネスセンスに長けた人物であることは、誰の目に見ても明らかです。

しかし彼が歩んできたプロセスから、成功の本質はたくさん学べます。

 

 

起業する分野や市場を決めたら、まずは競合他社の商品やサービスを徹底調査。

そして他社を上回る競争優位性を作り出す。

 

競合優位性のある商品を、的確なマーケティング戦略で売り出す。

 

もちろんそれぞれの工程において考えることは、山ほどあります。

 

しかし進めべき手順が分かれば、後は行動に移すだけです。

 

もちろん僕もそうですし、これを読んでいるあなたも、新しい一歩を踏み出してみませんか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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