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【クソ上司取り扱いマニュアル】3つの原理を理解しておけば、どんなクソ上司と対峙しても無敵でいられる。

人間関係の良い職場は、とても働きやすい環境だ。

しかし世の中には、クソみたいな上司が多く存在する。

 

職場で働く同僚や上司、社長含め、全員が「良い人」だったら?

まさに理想の職場であると、誰もが思うだろう。

 

一方で、このような感情を抱いたことはないだろうか?

 

「この人さえ居なければ、すごい平和でストレスのない環境なのに・・・。」

「この人のせいで、職場の雰囲気が台無しになっている。」

 

恐らく多くの人間が、このような思いをしたことがあるはずだ。

 

「コイツさえ居なければ」というのがポイントで、どんな職場であっても、必ず1人や2人は、ウザい人間が存在するのだ。

もはやそういう人間とのエンカウントは避けられないと言っていい。

つまり彼らとの遭遇を前提とした心構えが必要となる。

 

関わりの少ない同僚であればまだしも、これが直属の上司だった場合、最悪だろう。

上司とのコミュニケーションを抜きにして、仕事を進めることはできないからだ。

 

「備えあれば憂いなし」

 

こんなことわざが日本にはあるが、職場の人間関係においても当てはまる。

予め対処法を自分なりに身に着けておけば、いざ嫌な人と対峙したときにストレスを軽減することができる。

 

そして、まさに今。

嫌いな上司とのコミュニケーションに悩んでいる人も多いだろう。

人間関係の悩みに対する備えがなかったとしても、何ら問題ない。

これから心構えを少しずつ変えていけばいい。

 

本記事では、「クソ上司取り扱いマニュアル」と称して、苦手な上司との関わり方の極意を伝授していく。

 

今は快適な人間関係の職場で働くことができている人も、転職や異動などで、あなたを取り巻く人間関係の環境が大きく変わる可能性は、十分にある。

また現在上司との関係で悩んでいる人にとって、少しでもそのストレスが軽減されることを願って、私なりの方法論を伝えていく。

 

 

 

〇そもそも「性格の良い人間」なんて少数しか存在しない

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まず世の中には、性格の良い人間なんて、そう多くは存在しない。

 

(※そもそも「性格の良い」の定義は人それぞれだと思うが…。)

私が大切だと思う心構えは、「まぁこんなもんでしょ。」という受け流すスタンスだ。

「受け流す」というのがポイントで、「なんでこの人はこんなに性格が悪いの?」と真っ向から向き合うと、無駄にメンタルを消耗する。

 

私もそうだし、あなたも恐らくそうなのだが、人間の性格は簡単には変わらない。

長期的なスパン(50年間)では変わるものの、10年やそこらでは性格に大きな変化は生じないという研究結果が出ている。

性格は年齢を重ねても変わらない?【論文・書籍から徹底考察】|Life Design Magazine

よく言われることであるが、他人を変えようとするより、自分が変わるほうが労力も少なく済むし、何より確実性が高い。

 

私が冒頭で述べたように、どんな職場にも必ず1人は、イヤな人間が存在する。

なのでまず気持ちを落ち着かせて、「まぁどこにでも、こういうヤツは居るもんだよな。」と思うようにしよう。

 

そういう風に脱力するだけでも、だいぶ気持ちは楽になる。

 

そしてもう一つ頭に入れておいてほしいのが、

世の中に完璧な人間は存在しないという事。

誰しも何らかの欠陥があるし、短所がある。

 

仕事はめちゃくちゃデキるが、パワハラ気質があったり、

めちゃくちゃ優しいんだけど、仕事がデキなかったり。

 

このような単純な二元論に留まらず、「この人のこういう所は好きだけど、こういう所が嫌い」というような、微妙に許せないところだってあるだろう。

 

パーフェクトな人間性を有する人間なんて存在しないし、誰しも欠陥や短所があるということを頭に入れておけば、「なんでこの上司はこんなに性格が悪いのか?」という憤りを多少なりとも軽減できるはずだ。

 

「なんで」も何も、人間とは長所もあれば、欠陥もある生き物なのだ。

全方位から見た善人など、空想上の生物でしかない。

 

ウザい上司が居たとしても、「こういうウザい上司ってどこにでも潜んでるから仕方がないか」と一歩下がって、冷静になるといい。

言葉は悪くなるが、ウザいやつに、いちいち真面目に向き合う必要はない。

あなたの人生、あなたの時間はもっと有効な使い方があるはずだからだ。

 

〇カギとなる考え方は、「あなた自身で反応を選び取る」ということ

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さて、もう一つカギとなる考え方を紹介したい。

それは、「人間は全ての事象に対して、反応を選び取ることができる」ということだ。

換言すれば、「ある刺激に対する反応を自らの意思で決定できる」ということ。

 

これはどういうことか。

例を挙げて考えてみる。

 

例えば、あなたが仕事で何らかのミスを犯してしまったとしよう。

そしてそのことについて、上司からひどく叱責された。

仕事のミスについて指摘されるならまだしも、あなたの人間性にまで非難が及んだとしよう。

もちろんそのような人格攻撃は、到底許されるものでもなく、パワハラとして然るべき場所に報告すべきだろう。

 

しかしそれと同時に、あなたが傷つく必要性は全くない。

次から失敗してしまった部分の改善策を考えればいいだけであり、あなたの人格が否定されたからといって傷つく必要はない。

自分の人格を否定されたことに対して、黙って落ち込まなくていい。

 

エレノア・ルーズベルトが残した言葉にあるように、

「あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない」のだ。

 

「この人からされた発言で、きょう一日の気分を台無しにするのはやめよう」と思うことで、いちいち他人のネガティブ発言に強く反応することはなくなる。

 

私たち人間には、「意志」がある。

その意志を用いて、あらゆる物事に対して、できる限り反応をコントロールしよう。

 

悪口を言われたからすごい落ち込む。

他人から褒められたから有頂天になる。

 

これはごく自然な人間の反応ではあるが、裏を返せば、あなたの感情が常に外的要因によってコントロールされてしまっていることを意味する。

 

外的要因は常に変化するので、あなたの精神状態もそれによって常に変化することになってしまう。

そうなると、常に精神が不安定な状態になってしまう。

 

なのでできる限り、自分で自分の感情をコントロールできることが理想だ。

そしてそのためには、自分の主体的な意思で、物事に対する反応を選ぶこと。

 

このような、人生を大きく好転させる考え方が凝縮されたのが

7つの習慣という世界的ベストセラー本だ。

ある刺激に対して、主体的に反応を選び取ることができるという考え方も7つの習慣

書かれていることである。

あらゆる悩みの解決策が詰まった本なので、必ず読んでみてほしい。

クソみたいな上司から嫌味を言われて、そっくりそのまま受け取って落ち込むのか。

「上司の言っていることが、必ずしも正しいとは限らない。イライラするだけ無駄なので、今回はなるべくスルーしよう。」と思うのか。

 

全ては自分の意思によって委ねられている。

 

〇環境を変えることも大事、なのだが…

とはいえ。

 

「ウゼぇ上司と働きたくねえよ!そもそも性格が悪い上司のせいで自分が苦しんでいるのに、なんで自分の性格を変えなきゃいけないんだよ!」と思ったかもしれない。

 

その気持ちはわかる。

痛いほどわかる。

 

確かに、環境を変えるというのは、効果が大きい。

馬が合わない上司と、二度と関わることがなくなるからだ。

 

しかし一方で、「転職先で新たな人間関係の悩み」を抱えるリスクだってある。

人間関係が嫌で転職したのに、新しい会社にも性格の悪い人が居た。というケースは決して少なくない。

そしてそのリスクは、あなた自身で完璧にコントロールすることはできない。

 

繰り返し述べているように、どんな職場においても嫌な人が居る可能性を内包している。

 

人間関係でストレスを抱えるたびに、転職していてはキリがない。

下手すると定年を迎えるまで、ずっと人間関係に関するストレスを抱え続けることになるかもしれない。

 

誰しもそのようなことは避けたいはずだ。

 

それどころか、転職回数があまりに多いと、日本社会では何かと不利になる。

もしあなたが出世したり、高収入を稼ぎたいと思うのなら、要注意だ。

あなたが一貫性のあるキャリアを歩んでいたり、特別なスキルがあるならまだしも、そうでないのなら上のポストに上り詰めることが難しくなる。

 

なので、

 

「環境を変えることによる人間関係の悩み解決」は確かに有効だが、根本的な解決には繋がらないというのが私の見解だ。

結局、根本的な解決とは、あなた自身の心もちを少しずつ変えていくことでしかない。

 

大切なのは、あなた自身の人生を、自分の意思で築き上げていこうとする姿勢。

 

その姿勢があれば、周囲の心ない発言に、わざわざ傷つこうという反応さえしなくなる。

 

その境地にまで達してしまえば、もはやあなたは無敵といえる。

 

〇ウザい上司と一生関わるわけではない

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転職を志した、主な理由が「人間関係の悩み」であった場合、キリがないからやめておいたほうがいいと私は思うが、収入を上げたり、より高度な仕事に挑戦するための転職であれば大賛成だ。

 

ウザい上司にもいろいろあるが、成果を横取りしたりミスをなすりつけようとしたり、正当な評価をしてくれない「実害的な上司」が存在する。

この場合は、あなたの心構えうんぬんではなく、実際に害が生じているので、転職をしたり、上司の上司に相談しよう。

 

戦略的に転職をして収入を上げるノウハウは、下記の記事にまとめたので、ぜひ読んでみてほしい。

具体的な戦略の立て方、方向性の決め方を一から丁寧に解説した記事だ。

mizuki19980513.hatenablog.com

ウザい上司とも、一生関わるわけではない。

なので目先の人間関係に囚われる過ぎることなく、せめてあなたの精神においては上司との距離を取ろう。

 

〇ウザい上司事例①「仕事を一度で覚えないとすぐキレる」

さてここからは、実際に具体例をいくつか挙げていきたい。

 

まず一つ目。

「仕事を一度で覚えないとすぐキレる」先輩や上司。

 

あなたが入社して間もなければ、全ての仕事を一度で覚えきるというのは中々難しいだろう。

それにも関わらず一度ですべて覚えないとキレる先輩や上司は確かに存在する。

 

この場合の解決策としては、「仕事を覚えること」でしかない。

 

結局のところ、仕事で成果を出していれば、あなたはドヤ顔で過ごせる。

そもそも大多数の会社は、学校や塾と違って、一から丁寧に仕事を教えてくれるわけではない。

 

教育する先輩からしたら、余計な仕事が増えたというのが実情だ。

そもそも教えたくないのだから、2回目3回目となると、更にめんどくさく感じるだろう。

 

なのでメモを取って、自分なりにそれを咀嚼して、一刻も早く仕事を覚えるしかない。

 

〇ウザい上司事例②「すぐキレる気分屋な上司」

気分が良い日は、部下の失敗にも寛容だが、気分が悪い日は、ささいなことでも怒鳴り散らす。

 

こんな上司の存在を耳にすることも多い。

 

おそらくこの上司は、外的要因によって自分の感情を完全に支配されてしまっている受動的な人間である。

 

という認識を持って、「ああ今日はたぶん嫌なことがいっぱいあったんだろうな」と察しよう。

 

上司の不機嫌の原因が、「外的要因に振り回された結果」であるとわかれば、一過性の台風と同じようにみなすことができる。

 

つまり過ぎ去るのを待つだけ。

いつか終わりが来るので、いちいち無駄な反応をせず、淡々と台風モードの上司と関わっておけば済む。

 

〇ウザい上司事例③「指示の内容が分かりづらい」

上司とて、実は結構忙しいもの。

多くの案件を抱えていて、パンク寸前かもしれない。

 

上司の指示が分かりづらい原因は2つ。

 

1.抱えている仕事が多すぎて、あなたに丁寧に分かりやすく指示を与える余裕がない

2.単に説明能力が低い

 

1については、部下のマネジメントも上司の仕事なんだから、しっかりとした指示を与えてほしいものだが、私が唱えた「完璧な人間などいない説」に照らし合わせて考えれば、やはり上司もパンク寸前で仕事が雑になってしまう場面もあるだろう。

 

上司から与えられた指示の内容が分からなければ、たとえ相手が不機嫌そうであっても、臆せずに質問しよう。

 

理解が不十分なまま、上司からの指示を遂行した結果、上司が望むものとは全く異なる仕事をしてしまったというのが最悪のケースなので、それを避けるためにも、お互いが成果物の条件を共有して理解しておくことが必要不可欠だ。

 

2に関しては困りものである。

やはり同様に、分かるまで聞くしかない。

あなたの業務理解度が高まれば、そのうち質問回数も減るはずなので、大きな心配は不要だ。

 

 

 

〇ウザい上司事例④「自慢話ばかりする」

ウザい上司の鉄板が、自慢話大好きオジさんである。

おっさんは基本的に自分語りと自慢話が好きだ。

 

おっさんだって、最初からおっさんだったわけではなく、紆余曲折を経ておっさんになっている。

その過程には、栄光もあれば挫折もある。

 

会社での役職も、努力の末に勝ち得たものだ。

 

「俺はこんなに頑張ってきたんだ」という努力を、誰かに認めてほしい。

承認欲求と自尊心の肥大が、おっさんの自慢話の原因だ。

 

ただ、それを聞く側にとっては何のメリットもないのが実情だ。

たまたま同じ会社で働いているだけの、大して興味のないおじさんの話など聞きたくないのだ。

 

キャバクラで発散して来いと思うかもしれないが、日ごろ頑張っているおっさんの話を聞いてる風で相槌を打ってあげよう。

相槌をテンポよく打ち込むだけで、場は成立する。

 

〇ウザい上司事例⑤「馬鹿にしてくる上司」

やはり職場には、こういった類の上司が存在する確率もある。

基本的にはいちいち相手にする必要ない。

 

「こいつのせいで落ち込むなんてバカバカしい」と思って、さっさと自分の仕事に集中しよう。

 

そもそもその上司は、あなたをバカにしていることに何の罪悪感も抱いていない。

もし罪悪感があれば、そのような行為など絶対にしないからだ。

そんなモラルを持った人間に、あなたが傷つけられていいわけがない。

なので相手にするだけ無駄なのだ。

 

〇ウザい上司事例⑥「自分がすべて正しいと思っている上司」

このようなパターンも結構ありがちだ。

その上司は、そのやり方で成功してきているので、中々厄介である。

 

なんせその上司が抱いている確信のレベルが高いので、その価値観から逸脱することは難しい。

 

結局のところ、仕事の指示関連に関するストレスは、あなた自身が成果を出して黙らせることが、一番手っ取り早く、本質的であり、そして何よりあなた自身の成長につながる。

 

〇最後に

人間関係は、人生を左右する大きな要素であることは間違いない。

一方で、関わる人間すべてを自分の意思で選べるわけではない。

従って、どうしても相性の合わない人間と関わらなくてはいけないこともある。

仕事の付き合いとなればなおさらだ。

 

であるならば、現実的な対処法としては、

 

①嫌な奴はどこにでも存在すると割り切ること

②相手の嫌な言動にいちいち本気で反応せず、できるだけ軽く受け流す

③自分で自分の感情をコントロールする

④自分のやるべき仕事に集中する

⑤職場で求められる成果を出す

 

 

 

そして繰り返しになるが、わざわざ不快な人物の言動を真に受ける必要はない。

なんかまたコイツ変な事言ってんなー程度のノリでいい。

正面から向き合うだけ無駄だ。

そんなことよりももっと、有効なことに時間を使うべきだろう。

 

この記事を読んで、クソ上司を軽く受け流しながら、仕事は本気で頑張っていきましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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