Mizuki Blog

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給料が安いのなら、英語をガチで勉強して外資系ITに転職することを120%おススメします。

なんとなくTwitterを眺めていたところ、驚くようなツイートが目に飛び込んできた。

 

 

月間給与明細の画像を掲載したツイートだが、なんと「254万7692円」も支給されているではないか。

下手したらこの金額は、年収分にも値する。

 

このツイートを投稿したユーザーであるトミオ氏のプロフィールを見ると、どうやら職業は、外資系IT業界のセールス職」のようだ。

 

私は、このツイートを見て、改めて英語学習の重要性を感じた。

 

 

 

〇英語一点突破はコスパがいい

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もはや説明するまでもないが、英語は世界の共通言語である。

東アジアの島国である我が日本においては、英語という言語は、さほどなじみがない。

しかし、世界地図を見れば、英語の影響力の強さがすぐに実感できる。

 

世界一位の大国であるアメリカ。

かつて世界のあらゆる地域に植民地を有していたイギリス。

そしてオーストラリアやカナダ、ニュージーランドなどのイギリス連邦

ヨーロッパでは、母国語のように英語を話せる人がたくさんいる。

インドやシンガポールなどのアジアにおける多民族国家でも、英語は共通の言語ツールだ。

 

しかし一方で、これもよく言われていることだが、日本人は英語に対する苦手意識が強い。

イー・エフ・エデュケーションファーストの2020年のデータによれば、

日本人の英語力は、非英語圏において100位中55位である。

高い教育水準を誇る日本において、この順位は教育が成果に十分に結びついていないことを暗に物語っている。

 

が、一方でこれは地政学的にも仕方のないことだ。

例えばヨーロッパは陸続きであるから、様々な民族や人種、異文化を有する人とコミュニケーションを取る必要がある。

アメリカはそもそもイギリス人が開拓した国であるし、その後ヨーロッパ各国やアジア各国からあらゆる民族が移住をしている多民族国家だ。

シンガポールは世界の金融の中心地的役割を果たしている。よって必然的に英語が必要となる。

 

しかし日本は、従来まで英語が必要ではなかった。

これからも別に英語がなくとも生きていくことはできる。

必要に迫られなければ、努力をする必要もないので、英語が話せないままでも構わないのだ。

 

ただし、より多くのお金を稼ぎたいのなら、英語学習は中々にコスパがいい。

 

日本国内においては、英語が話せる人間は少ない。

しかし一方で、英語が話せる人間は一定の需要がある。

ビジネスシーンにおいても英語を使用する場面は、実はたくさんある。

 

海外から商品を仕入れたりする場面。

日本から海外に商圏を展開する場面。

逆に海外法人が日本に進出する場面。

外資系でなくとも、外国人労働者が増えている現代日本では、社内で英語のコミュニケーションが必要となる場合もある。

 

英語の需要はビジネス現場では、今後もさらに高まるだろう。

 

需要に対して供給が不足していれば、その分価値は高くつく。

ただし英語はツールでしかないので、そこに掛け合わせるスキルが必要だ。

英語のスキルのみならず、営業としての実績や能力、ライティングスキルやプログラミングスキルなどの実務スキルも有していれば、なおのこと希少性が高まる。

 

営業がデキる人はたくさんいると思うが、営業がデキて英語も話せるという人間はさほど多くない。

更にそこにマネジメントスキルなど、3つ目の武器となる能力があれば申し分ない。

 

希少性が高まれば、その分価値も高くなる。

企業は希少性のある人材を取り合うため、待遇も自ずとよくなる。

 

かくいう私は、英語で人生を一点突破してきた。

大学受験では、公募推薦資格である「英検2級」というパスポートを使って、中堅大学に合格。

大学一年の冬にTOEIC800点を取得し、大学二年の英語の授業を単位認定取得。

そして新卒で入社した会社を5か月間で辞めて転職活動に励む中、TOEIC800点超えが企業の目に留まり、内定を頂く。(年収が80万円ほどUP)

 

…大したことでもなく、別に私の自慢をするつもりはない。

英語力とそれを定量的に伝えることのできる資格やスコアがあれば、いくつかのハードルを突破できるという事を伝えたい。

繰り返しになるが、英語が得意な人は日本には、さほど多くないからだ。

 

〇稼げる業界、稼げるマーケットを嗅ぎ分ける

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もし仮にあなたが高収入を手にしたいのなら、「稼げる業界」に身を移すことが大切だ。

というか、起業せずサラリーマンとして高収入を稼ぎたいなら、稼げる業界に行くしか年収を大きく上げる手段はないといって差し支えないだろう。

頑張っていればいつかは報われる、という純粋無垢な思いは、悲しいかなビジネス社会では通用せず、企みを持った努力が必要となる。

 

同じ時間や労力を費やしても、ある業界は稼げる一方で、ある業界はさほど稼げない。

なぜこのようなことが起きるかというと、「給与の期待値は、業界の生産性や利益率に基づいているから」だ。

 

例えば外資投資銀行や証券会社、保険会社などの金融業界は、高収入である。

それはなぜかと言えば、利益率が高いからだ。

例えば、何かを仕入れてそれを売り、利ザヤを利益とするビジネスモデルと異なり、大きな原価はかからない。

 

冒頭例に挙げた、外資系IT業界であれば、

 

外資

・すでに自国で成功しているため、資本力がある。

成果主義であるため、インセンティブが大きい。

・優秀な人材を必要としているため

・福利厚生などの制度が日本とは異なるため、そもそもの給与額が多い。

流動性の高い業界であるから。

・長期雇用が保証されていないから。

■IT業界

・利益率が高いため

 

 

 

ざっとこれらの理由が挙げられる。

外資系IT業界という、稼げる業界に身を移すためのパスポートが英語だ。

だから英語学習は、収入を上げるための効果的な手段の1つと言える。

 

大まかな外資系ITの給与実情を、トミオ氏のブログから引用してみる。

 

まず、一般的な20代なら外資に転職した時点で年収が1.5倍くらいになる。成果を出し続ければ、パッケージ年収(ベースサラリーとコミッションの合計)が毎年100万円以上のペースで上がる。それに加えて、ストックオプションや、RSUと呼ばれる現物株を会社がくれたりするので、そうなると数百万円分の年収上乗せがあり得る。僕は営業として飛び抜けて優秀なわけではないが、外資IT業界に転職して3年目で年収が1000万円を超え、(留学や起業をしていた時期を除き)それから一度も下回っていない。

https://tomyuo.hatenablog.com/entry/2021/05/04/144128

 

この文章を読んだだけでも、英語の学習意欲が燃え上がるように私は湧いてきた。

そして英語を軸としたキャリア形成の道筋が見えてくる。

 

英語力を身に着けるには、時間がかかる。

毎日1~2時間を確保して学習を続けたとしても、1年や2年はかかる。

それだけの期間にわたって勉強を続けるのはしんどいのだが、ほかの人があまりやりたがらない努力には、参入障壁が生まれる。

 

つまり簡単にライバルに取って代わられる能力ではないという事であり、英語学習を地道に継続していけば一生使える武器にもなる。

 

英語のスキルを伸ばすのは簡単!仕組みづくりと目の前に人参を用意しよう!

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英語は、文法さえ理解してしまえば、実はさほど難しくはない。

文法というルールに則って、必要な単語を順序良く当てはめていくだけ。

従って、まずは文法を中学英語から復習しなおすことが第一歩だ。

既にある程度英語力に自信があるのならば、TOEICの学習から始めると良いだろう。

 

TOEICには、TOEIC特有の問題形式や、頻出単語などがある。

従って、英語学習というよりも「TOEICの勉強」をすることになる。

一問ずつ問題を解きながら、間違えた問題の解説を読む。

文法の知識不足に起因した誤答であれば、該当する文法を理解する。

単語の知識不足であれば、その単語を書きとって覚える。

 

こうした当たり前の学習を続けていくうちに、いつの間にか知識量は増え、やがて高得点を記録できるようになる。

 

英語学習とは、才能や地頭の良さなどは関係ないと個人的には思う。

「どれだけ継続できたか」だけが勝負の分かれ目であり、生活に英語学習を落とし込むことが何より重要だ。

 

継続性こそが、大きな資産となる。

 

英語学習を継続するコツは大きく2つ。

 

①予めスケジュールに組み込んでおく

例;「20時から21時30分まで英語学習」というようにスケジュール帳に記入しておく

②転職して年収が上がった時の姿を思い浮かべる

例;求人票などを見ると、テンションが上がって、転職成功させてもっと稼ぎたい!と感じるようになる。

 

 

 

スケジュールに落とし込んで、淡々と続ける。

そして定期的にモチベを保つために、「英語力を身につけたあとの転職先候補の求人」を見て、テンションをあげる。

 

このようにして自分を鼓舞し続けていくと良い。

 

〇実際に使ってよかった英語の参考書3選!

TOEIC800点を超えた私が、今まで使ってみて、すごくタメになったと思う参考書を3冊紹介する。

 

①極めろ!リーディング解答力TOEIC TEST Part5&6

☆この参考書の優れている点

・リーディング問題に特化しており、短い文章の問題を中心に解くことができる。

・短い問題が中心であるため、スキマ時間に勉強することができる。

・一つ一つの問題に対して、関連単語が複数載っているため、効率の良い単語学習ができる。

・一つ一つの問題に対して、丁寧な文法解説がされているから、「なぜ間違えたか?」という原因の洗い出しと、効率の良い文法理解ができる。

 

②英会話フレーズ大特訓 ビジネス編

☆この参考書の優れている点

・実際のビジネスシーンに即したフレーズを学ぶことができ、実体験に基づいた理解をしやすい。

TOEICはビジネス場面に関連する問題が多いため、TOEICのスコアアップにも役立つ。

・フレーズごと頭に入れておけば、長文読解で似たような文章が出てきたときに、即座に理解できるようになる。

 

 

③どんどん話すための瞬間英作文トレーニン

☆この参考書の優れている点

・「英語を声に出して、何かを表現する」といった訓練を積む第一歩として、とっかかりやすい。

・中学生レベルの英語から、英語を話すという事への苦手意識を払しょくする近道として使える。

・繰り返し繰り返し使うことで、「英語脳」「英語耳」を鍛えることができる。

〇最後に

私は企みを持ったキャリア形成が重要だと思っている。

「高い英語力×何らかのスキル」という掛け合わせは、再現性の高い収入アップの方法であると思う。

特にSaaS商材などは、今後もシェアを拡大していきそうなので、外資系ITの中でも、これから伸びそうな事業セクションを探すことが重要だ。

 

〇参考記事

外資系ITの概観、詳しい給与事情は、ぜひともトミオ氏のブログ記事を読んでみてほしい。

tomyuo.hatenablog.com

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