【第二新卒】新卒2ヶ月目の私が12社の転職サイトを使ってみた結果と感想を書いてみる
私は、新卒で4月1日に今の会社に入社した。
そしてその一週間後には、転職サイトに登録していた「世間的に見たらやばいヤツ」である。
本記事では、新卒1ヶ月~2ヶ月目にして転職サイトに登録及び転職エージェントの面談を受けまくった私の話をしようと思う。
ざっくりと、以下の2つのテーマについて書いていく。
〇使ってみた転職サイトそれぞれのイメージ(使ってみて良かったかどうかを最大星5つでジャッジ)
〇転職エージェントとの面談の内容
同じ境遇の方々にとって少しでも参考になればと思います。
〇それぞれの転職サイトを使ってみた感想
■エン転職 使ってみた良かった度 ★★★★
求人数はかなり多い方だと思う。
このサービスは自分で求人を探して、自分で応募していくスタイル。
もちろん面談の案内メッセージも来るので、比較的エージェントとの面談にまでこぎつけやすかった。
サイト及びアプリの使い勝手も良かった。
というかサイトの見やすさや使いやすさで言えば、私にとっては一番これが良かった。
かつて私が新卒就活をしていた頃のマイナビのようなユーザビリティ。
転職サイトにありがちな「スカウトメール」がエン転職においてもよく届く。
とりあえずザッザッと求人を探すにはもってこいのサービスだと感じた。
■リクルートエージェント ★★★
国内No.1の転職成功実績を誇る。らしい。
私はこのサイトはあまり使っていないのでその辺はよく分からんが。
面接対策のセミナーなども開いていて、やはり大手だけあってサービスは充実している。
印象としては、有名な企業の求人が結構多い。
それに求人数そのものもやはり豊富ではあった。
非公開求人も多く持っているので、登録する価値はある。
職務経歴書なども添削してくれるそうだ。
とりあえず登録してみる価値アリ。
■doda ★★★
パーソルが運営する転職サイト。
このサイトは大手企業の求人が結構ある。
割とガチめレベルの求人が多い。
なので、ある程度のキャリアがある人が使うサービスだなと感じた。
募集要項に、「営業経験数年」とか、語学のスキルが求められたり(TOEIC〇〇〇点以上~)するので。
そのぶん転職希望者も「希望条件」を設定できるらしい。
どちらかといえば、キャリアアップの為に用いるサービスであるという印象。
■マイナビジョブ20'S (データなし)
会員登録すれば求人を探すことができる、というサービスでもなく、まずはHP上から利用の申し込みが必要。
確かここのサービスだったと思うが、「あなたには現段階で紹介できる求人がございませんので・・・。」みたいな感じで、その先に進めなかった。
なので特にデータなし。
■リクナビNEXT ★★★★
基本的には自分で求人を探す。
スカウトメールはかなり来るし、使い勝手も良いんで、少しでも多くの求人を見ておきたいなら使う価値アリ。
転職に関するノウハウ記事もたくさんあるのでそれを読むだけでもメリットは大きい。
■UZUZ ★★
新興の人材ベンチャー。
電話面談の内容もすごい勉強になったというか、的を射た内容であった。
ただ一回電話面談をしてそれっきりで終わってしまったが。
やはり新卒転職マンには紹介できる求人がないので、やんわりとお断りを食らったのだろう。
電話面談を一度しただけだが決して悪い印象はない。
■いい就職ドットコム ★★★
私のような新卒ですぐ転職したがっている会社員にはうってつけのサービスではある。
このサービスの特徴としては、社名非公開の求人が多いということ。
私は、ネットで希望する業界や職種の会社を探していたところ、このサイトにたどりついた。
このサイトに掲載されている非公開求人に応募すると、エージェントから電話がかかってきて面談が始まった。
エージェントは、求人紹介のみならず、職務経歴書を添削してくれたり、面接練習や自己PRなどを一緒に考えてくれた。
サービスの質で考えた場合、今のところ一番手厚かったのが「いい就職ドットコム」だ。
ただ私が志望している業界の求人数がそもそも少ないのか、あまりピンとくるような求人がなかったため現在は使っていない。
新卒ですぐ転職を考えている人は、まず一度登録してみれば良いと思う。
■ワークポート ★★
ITやWeb系に強い転職支援サービス。
エージェント担当の人は結構若い人が多いのだろうか。
かなり押しの強いエージェントさんに当たってしまい、別のエージェントにチェンジしてもらったことがある。
その後ネットで口コミを調べてみたところ、やはり同様に押しの強いエージェントに当たってしまった人がチラホラいるみたいである。
しかし私は担当を変えてもらってからはゴリ押しされなくなったので、結局のところ人によるとしか言えない。
持っている求人数はさほど多くはないと思うが、時に「おっこれはいいな」と思う求人もいくつかあったので登録だけしてみても良いとは思う。
電話面談にはやや注意が必要かも。
■type転職エージェント ★
首都圏の転職や、営業、ITの転職に強い転職サービス。
電話面談をした時、割と丁寧に相談に乗ってくれた。
が、プッシュ型で求人をどんどん紹介してくれるわけではなかった。
(単に私に紹介できる案件が少ないだけだとは思うが。)
あと、一度電話面談を終えてから音沙汰がない。(やはり新卒転職マンは(ry
また自分の志望している業界や企業をザッピングして探すような使い方はできない。
■Re就活 ★
20代専門の転職サイト。
「転職博」に代表されるように、いくつかのイベントを主催している。
従って、多くの企業を一度に見たいのであれば一度行ってみるのも良いかもしれない。
ただ、アプリの使いにくさがネック。そこしか印象がない。
iPhoneなのにアンドロイドを使っているような違和感。
なのであんま使っていない。
ご多分に漏れず、Re就活においてもよくスカウトメールが届く。
■イーキャリアFA ★★★
ソフトバンクのグループ企業が運営する転職サービス。
非公開求人を検索できるのが特徴。(確かに社名非公開の求人が多かった。)
このサイトの特徴としては、色々な人材会社が混じっているポータルサイトであるということ。
流れとしては、
①イーキャリアFAサイト内にある求人に応募する
②その求人を持っている人材紹介会社からマイページにメッセージが来る
③選考に進む前にまずは面談をする
④面談後に職務経歴書や履歴書を送って選考スタート
このようになる。
求人数自体は結構多いし、使い勝手もそこそこ良い。
一つ一つの人材紹介会社と面談を組んでそこから選考を受けるのは少々面倒ではあるが、多くのエージェントに転職相談したいという人にとってはオススメ。
■アッパーフィールド ★
私は新卒2ヶ月目の転職希望者だ~と電話面談で伝えたはずだが、「営業経験3年以上」の求人案件を紹介されてから、「あ、コイツ話聞いてなかったんだな。」と思ってそっから使ってない。
電話面談自体はすごい良かったけど。
以上が私が実際に転職サイトを使ってみた感想である。
次に、転職サイトを使っているとバンバンやってくるアイツについて語らせてほしい。
〇スカウトメールの嘘くささは異常www
勝手な私見だが、スカウトメールはほとんど信用していない。
こんなこと言ってはアレだが、「新卒2ヶ月目なのに転職サイトに登録しているヤツ」をわざわざスカウトする企業なんてほぼないからだ。
そんな企業はあったとしても、人がすぐ辞めていくようなブラック企業だろう。
大体スカウトメールつっても、自動的に機械的に送っているだけで、数打ちゃ当たる方式であることが見え見えだ。
まるで、チャラチャラしてそうな男に言い寄られると「どうせ私以外の女にも同じこと言ってるんでしょう?」と疑り深くなるメンヘラな女の子の心情である。
ヤリ〇ンなスカウトメールは基本的には無視だ。
一つ一つじっくりと見極めないと同じ過ちを繰り返すことになってしまう。
その為にも、なるべく多くの転職エージェントと面談をすることにした。
〇計9人の転職エージェントと電話面談をした感想
しかしやはり基本的には、どのエージェントからも門前払いを食らう傾向にあった。
そもそも私に紹介できるような求人がほとんど無いというのだから仕方がないが。
「少なくとも1年働けば紹介できる求人は増えるし、転職もしやすい。」といったアドバイスが、彼ら全員の概ねの総意であった。
中には、「三年働いてから転職をした方がいい。」と強く勧めてくるエージェントも居た。
私の場合は異業種転職をしたいので、三年も今の会社に居たらジョブチェンジがしにくいのでは?と思ってその旨を伝えたら、「業界は変えずに職種だけ変えなさい。」といった私の要望をガン無視するエージェントも居て困惑したこともある。
エージェントは相性が全てだ。
Twitterを見ていると「このエージェントはちょっとな・・・。」と思うことが少なくない。
そういう人にいつまでも頼る必要性はないし、自分と相性の良いエージェントが見つかるまで色々なサービスを使った方が良いと思う。
同じ転職サービス内でエージェントだけチェンジしてもらうことだって可能な場合もある。
〇転職活動は甘くねぇな
新卒ですぐ転職活動をして思ったことがある。
それは、転職は基本的にスキルや実績がないとうまくいかないということ。
ましてや新卒すぐ転職したいマンの私には信用すらない。
かといって、今の会社でスキルが身につくのかと問われれば、やや不安が残るのでいずれにせよ早く転職したいのだが。
新卒就活の頃と違って、気持ちや熱意だけではどうにもならないのがこの社会の実情だ。
しかし諦めているだけでは、何も現状は変わらないので、厳しい条件下であると自覚しつつも転職活動は続けるし、これを読んでいる皆様におかれましても転職サイトを見たりエージェントと面談することを継続した方が良いのではないだろうかと、僭越ながらアドバイスさせていただく(人に偉そうに言う前にまずお前が頑張れ)
〇転職エージェントにも守るべき利益がある
転職活動をしていて、ヒシヒシと感じたのだが、転職エージェントにも優先するべき事項はあるということだ。
具体的に言えば「利益」更に言えば「ノルマ」である。
転職サービスは、人材を採用したい企業から依頼を受けて仲介を行う。
そして恐らくエージェント一人あたり何件マッチングさせるべしといったノルマがあるはず。
であるならば、少しでも企業が欲しがる人材(=求職者と企業がマッチングしやすい)であった方が、エージェントにとってもうまみがある。
反対に、私のような一般的に見ればあまり企業が欲しがらないような転職希望者には、比較的エージェントも冷たかったように思える。
私が志望している業界以外の求人を紹介してくるのも、恐らくこのノルマに起因する。
求職者と企業を一人でも多くマッチングさせるためには、致し方のない側面もある。
とはいえこっちも人助けで転職活動をしているわけではないので、彼らの要求に全て従う必要はない。
…結局、新卒で就活をミスると、リカバリーするまでに長い年月がかかるということだ。
次の転職では理想を叶えるために、今をジッと耐え忍びつつ、常にチャンスを探し続けるのが正解なのかもしれない。
〇最後に
この記事を読んでくださった皆様方は、各転職支援サービスについてどう思いますか?
もしよければ使ってみた感想等コメント下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。