株式会社GOAL-Bの魅力を勝手に解説してみる記事
最近Youtubeチャンネルで、AKIOBLOG氏(以下AKIO氏と記載)や、レッツゴーなぎら氏(以下なぎら氏と記載)の動画を見るのにハマっている。
AKIO氏は、株式会社GOAL-Bの代表取締役を務めている。
なぎら氏は、同じく株式会社GOAL-Bでジムのトレーナーと広報事業を務めているそうだ。
私がお二人の動画にハマるきっかけとなったのは、AKIO氏のルーティン動画を見た事だった。
彼の動画を見れば分かるのだが、一日の行動量が凄い。体力がバケモノ級である。
まず朝が早い。会社員時代は、5時とか6時に起きて、副業に励んでいる。
副業を済ませた後は、会社へ向かって仕事をして、終業後はジムで筋トレをしている。会社の仕事だけでもかなり疲れるはずなのに、である。
まぁ無尽蔵なスタミナと行動力な訳です。
経営者となってからも、朝が相変わらず早い。で、ずっと仕事してる。もちろん筋トレもしている。
常人には容易に真似できないものの、溢れ出るパッションが伝わってきて、こちらもなんだか力がみなぎってくる感覚を覚える。
元々彼は会社を創業する前に、リクルートで勤めており、サラリーマンとして働く傍ら、副業に取り組む姿勢がSNSで話題となっていた。
主な副業として、オンラインでのパーソナルトレーニング、コーチング、ブログなどに取り組んでおり、なんとついには月収100万円を達成したという。(最高月収は800万!)
そんな彼の日常は、どのような生活なのだろうか?とついつい覗き見したくなってしまう。副業サラリーマン→経営者の日常に対する好奇心が、多くの再生回数を叩き出しているのだろう。
そして私は気づいたら、ちょっとした株式会社GOAL-Bのファンになっていた。
(※ファンならちゃんとお金を還元したいので、ゆくゆくはジムに行きたいです・・・!)
本記事では、株式会社GOAL-Bから学ぶ、SNS時代における新たな会社の在り方について考えてみたことを纏めてみようと思う。
「会社の様子や社員を映す」という、今までにあまりなかったこと
会社の裏側を映したり、社員の個性やキャラクター性を魅せる事。
ベンチャー企業では、もはやスタンダードとなりつつあるのかもしれない。
社長のみならず、社員も積極的にTwitterやInstagramを活用し、自由に発言している。
GOAL-Bも同様である。
私が思うに、その会社の個性やキャラクター性は、他社との大きな差別化要素なのではないだろうかと思う。
現代の資本主義社会においては、モノやサービスが溢れかえっている。
それに日本では、安くて高品質な商品がたくさんある。
従って消費者は、たくさんの魅力的な商品の中から、購買の選択を迫られている状況にある。そしてもはやクオリティだけでは差別化できない局面にあるのではないだろうか。(もちろんクオリティは最重要項目ですが)
そうなると重要になってくるのが、「自社のファンになってもらうこと」である。
「〇〇社が好きだから、商品を買う。そのサービスを利用する」という購買動機である。
さながらアーティストのグッズを買うような感覚に近いというか、「応援したいから買う」という動機に近い。
また、名古屋にあるGOAL-Bのジムの設立までの経緯もSNS上で度々更新されていた。
資金調達までの流れや、ジムを設営する為に奔走する姿が、見ているこちらも応援したくなる気持ちになる。
私はいつも東京のエニタイムで筋トレをしているのだが、いつかここのジムに行ってみたい。
タッチチャネルが多い
消費者に商品を買ってもらったり、サービスを利用してもらうためには、認知してもらわなければならない。当然だが知らないモノは、消費の選択肢にそもそも入っていない。その為にも、「認知」は必要最低条件となる。
株式会社GOAL-Bの場合は、タッチポイントが多い。to Cが基本のビジネスだと思うので、それが有効に働いているのではないだろうか。
例えば私のように、Youtubeの関連動画をきっかけに知って、あれよあれよという間にファンになっていたパターン。TwitterでAKIO氏の発言がバズって知ったパターン。はたまた社員の方々のYoutubeやSNSきっかけに知ったパターンなど。
つまり、SNSが広告の役割を果たしているのだ。
広告宣伝費には、それなりのコストがかかるが、SNSやYoutubeならば(動画編集を外注するにしても)コストを抑えることができる。
尚且つアーカイブとして残るので、広告リソースを積み上げることができるし、レバレッジがどんどん強くなってくるのだ。
もちろん誰にでも出来る事ではなく、会社や社員の方々が魅力的だからこそ成し得た所業であろう。
挑戦やパッションなど、コンセプトが前面に押し出されている
コンセプトをハッキリとさせる事の重要性に改めて気づいた。
コンセプトが明確であるからこそ、それに共鳴する人間(潜在顧客)が多く集まってくるのだろう。
GOAL-Bの場合なら、何かに挑戦したい人、日々情熱的に生きている人、人生を変えたい人、筋トレが好きな人、行動力のある人などなど・・・。
会社や事業全体を貫く太いメッセージ性や、やりたい事が確立されている。
つまり換言すれば「やりたい事」という幹がドッシリと植え付けられているからこそ、枝葉となる事業もまたシッカリとしているのだろう。
もちろんサービスのクオリティも必死に追及していると思うが、結果的にノリや思想、ムードを売っている会社でもあると私は思った。
「挑戦」「人の進化」「情熱」など、その思想を消費者は買うのではないだろうか。
GOAL-BのHPにこのような記載がある。
"生き様"から自分に合うトレーナーを選べる。
このジムのトレーナーメンバーは、皆それぞれの"生き様"をSNSなどで広く発信しています。それらを見ていただければ、彼らの魅力や人柄を深く理解する事ができるでしょう。
ファンになってもらい、サービス利用に至ると先ほど述べたように、GOAL-Bのジムにおいても同様である。「この人に筋トレを教わりたい」と思うような魅力がこの会社にはある。
また主力事業で行っているコーチングもそうで、「この人と一緒に人生を変えたい」と"生き様"によって、そのキッカケが生まれる。
他社には中々見られない、大きな強みの一つであると思う。
社員の方々のバックグラウンドがすごい
社長のAKIO氏はじめ、社員の方々のバックグラウンドが凄い。
会社のコンセプトを体現して生きているから、説得力が段違いというか、そりゃ熱が伝播するなぁと。
社員である山宮氏のTwiiterとか、
山宮健太朗|GOAL-B|WEIN隊 (@Kentaro_GB) on Twitter
Noteが凄い。
ポジティブ思考は、本気で死のうとした経験から構築された|山宮健太朗|note
この方も複業で月収100万円を達成しているという。
ギラギラに燃えて仕事している姿は、男として負けてられないなという気持ちと憧れの気持ちが生まれる。こうしてまたファンになっていくのだ。
人はその人のストーリーやバックグラウンドに心惹かれる。
山宮氏のnoteから文章を引用させていただく。
また僕自身、現在はプロコーチとして活動していて、クライアントにコーチングを提供している。コーチが10人いたら10色のコーチに分かれる。僕は今までの人生で積み重ねてきた僕らしさがある全リソースとコーチングスクールで学んできた知識や考え方、テクニックや体験を通してクライアントの人生に寄り添っている。
上記に引用したnoteでは、彼の今までの人生における栄光と挫折、紆余曲折、そこから生まれた人生哲学がありありと書かれている。その人生のストーリーを知っているからこそ、コーチングをこの人に任せてみたいと思うようになるのではないだろうか。
山宮氏は、エリートサッカー街道を歩んでいた。
小学生のころから県選抜に選出され、中学ではJリーグの下部組織に入団。
高校生の頃には、J1クラブに2か月間のトライアルをしている。
いずれも彼が語っているように、”練習をやりまくる”ことで精神を安定させ、現状を突破していたという。
しかし大学進学後にサッカーで挫折を味わう事になる。
一部リーグである東洋大学に進学するも、レベルの高さに圧倒され、4年間で試合に出ることは一度もなかったと語っていた。当時は鬱状態に近かったという。
しかし、大学の最終戦で勝利を収めた時、仲間の勝利に嬉し涙を流して喜んだ。
サッカーに彼の人生のドラマが全て詰め込まれている。
そして彼は、サッカーで得た人間性を基に、社会人になってからもバリバリと働いている。詳しくは先に引用した山宮氏のnoteを読んでみてほしい。
そんなこんなで、彼のnoteを読んで、そのドラマ性に感銘を受けた。
これはまるで、少年漫画のキャラクターを好きになるような感覚と似ている。
立ちはだかる壁に挑戦し、苦労しながらも乗り越える。そして成長を遂げる。
もはや少年ジャンプのキャラクターである。
生き様がかっこいい、だから憧れる。
誰よりも努力しているのが伝わってくるからこそ、仕事をお願いしたくなる。
誰もがコンテンツを発信できるようになった現代。自分の人生哲学を発信する事は、集客をする上で重要なのかもしれない。
最後に
勝手に色々と書いてしまいました。
一応私も筋トレが趣味なので、いつかGOAL-Bのジムで筋トレをしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。