【マインド論 vol.6】悩みはこう解決せよ
人生で迷子になる事がよくある。
生きている限り、悩みは尽きないものだ。
時には生きる意味を見失ったり、退屈な日々に甘んじてしまう事もある。
が、そういう時に、闇雲にただ頑張っていても、状況は好転しない。時間が解決してくれる事を待っていても、期待値は低いだろう。何より、時間がかかる。
そういう時、まずは悩みや問題点を紙に書き出す。抽象的でもいい。曖昧でもいい。そこから細分化すればいいだけの話だ。例を挙げよう。
1.悩みを解決するための具体的なアクション
生きていて寂しさを感じた場合どうするか。
例:課題 寂しさを埋めたい。
まずは思った通りそのままに書き出す。そしてこれに対する解決策、やや曖昧でもいいから書く。
解決策:自分自信で心を満たす+人から埋めてもらう。
やや解像度が上がってきた。ここから次はその為にどうするかを考えて書き出してみる。
目標:
・熱中出来るものを探して、寂しさを感じる暇を作らない。
・友人を増やす
・色々な場所へ足を運ぶ
・1人の時間を作りすぎない
・複数の居場所を作る。
2.リスト化することが大切
そして次は、それを解決する為のアクションをリスト化する。
やる事リスト:
・熱中出来るものを探す
→まずは仕事、勉強、趣味に取り組む。世の中にある様々な物事に触れてみる。
・友人を増やす
→ネットや本で友人の作り方を調べてみる。会話力や見た目を磨いたり、経験を積む。人に興味を持つ。自分から話しかけにいく。人を恐れない。
・色々な場所へ足を運ぶ
→興味のあるイベント、バー、趣味の交流会などに定期的に行くようにする。・一人の時間を作りすぎない→人と過ごす時間を意図的に設ける。
・複数の居場所を作る
→学校や会社などのメインのコミュニティでの足固めや、趣味のコミュニティ、SNS、行きつけのお店の常連繋がりなど複数のコミュニティとの関わりを作る。
3.やるべきことを細分化
で、後はto do リストを更に細分化して行動に移していくだけ。
目安は一日3つほど、意識的に取り組む事だ
今日は、新しい人1人に話しかけようとか、新しいイベントに行ってみようとか、リスト化したものから実行に移せそうなものをやっていく。
こうしてみると気が少し楽になる。
自分を変えるのは容易ではないが、やる事を決めて少しずつ実行に移せば、やがてそれは大きな成長と変化を生む。何をすればいいか分からないのであれば、このようにして、自分の理想や夢を書き、そこから分解していけばいいのだ。
4.メンテンナンスの重要性
車や機械と同じように、人間にだって定期的なメンテナンスは必要だ。心や身体が知らぬ間に痛んでいるかもしれない。そんな状態では当然、日々の生活の質は落ちるだろう。だから、時には立ち止まってどこか具合が悪くないか見てあげる必要がある。
なんか調子悪いな、そう漠然と思っているだけでは当然、故障や不備は治らない。
違和感を感じたらすぐに、何に対して違和感を感じるのか、その原因は何か、解決策は何かを探る。
自分で考えなくとも、ネットや本に頼ればいい。
5.過去と自分を知る
医者が患者に薬を処方する前に、まず何の病気であるかを診断してからそれに適した薬を選ぶのと同じ。人間の悩みも、まずその悩みの正体が何なのかについて理解する必要がある。
まずは前者に関してであるが、なぜ過去を知ることが重要なのかと言えば、それは現在が過去の延長であるからだ。つまり過去を辿る事で自ずと現在抱えている問題の発端を知る事が出来たり、根源的な部分を知る事が出来る。
過去にうまくいかない経験があって、今もなおそれが影響しているのか、過去に犯した過ちが現在の状況を作り上げたのかなどなど・・・。
可能性のほうが高い。結局行動に移さないと変化は起きないのだ。
後者に関しては、現在の自分の状況を客観視し、それに適したやるべき事を考えるということだ。
悩みというのは得てして堂々巡りしがちで、時間が長いほど精神も消耗する。
悩んだ末に答えが出るのならいいが、恐らくその答えは見つからない
6.関連記事
悩みを上手に解決しながら、楽しい人生を過ごしましょう。
それでは。