世の中、上を見上げればキリがない。莫大な金持ち、生まれながらに金持ちなヤツ、異性にモテまくるやつ、夢をかなえたヤツなどetc・・・。 得てして隣の芝生は青く見えてしまうものだ。
では、そういう時どうしたらいいのか。私なりの考えをまとめていく。
- 1.自分にとっての幸福を定義する
- 2.富とは海水のようなもの
- 3.幸福の基準
- 4.他者に依存しない
- 5.デジタルネイティブの人生
- 6.心は有限説
- 7.前向きな思考で精神的疲労の軽減
- 8.幸せの補充
- 9.最後に
1.自分にとっての幸福を定義する
それは「自分の幸せ」について理解する事。
付け足して言えば、価値観という指針を持つ事だ。
自分の価値観や何に幸せを感じるか分かっていないから、他人と比較して自分が幸せかどうかを判断してしまうのだ。
だから、まずは自分と向き合い掘り下げていく必要がある。
「アイツは確かに幸せそうだ。だけど俺は〇〇で〇〇だから俺も幸せだ」と考えられるようになると良いかもしれない。
自分の幸せについて理解していない場合、幸福の基準は富によって判断されてしまいがちだ。それは至極当然の事である。私たちは拝金主義の世の中を生きているのだから。
2.富とは海水のようなもの
19世紀のドイツの有名な哲学者、ショーペンハウエルはこう述べている。
「富とは海水のようなものだ。飲めば飲むほど喉が渇いてしまう。」
人間の欲望はとどまる事を知らず、かつお金が持つ魔力について鋭く説いている。
要するに、自分の幸せや価値観が分かっていない場合、拝金主義社会を生きているが故に、傾向として「金持ちかどうか」で判断してしまいがちであり、それは海水のようなものだからいつまでたっても心から幸福を感じられないのである。
自分で考えた上で、資本や富の追求が幸福であるならばそれでいいがまずは自分について考えていく必要がある。
自分の人生を振り返り、ワクワクした瞬間や好きな事などを振り返って考えてみると良いのではないか。
3.幸福の基準
幸福の基準は2つあると思っている。1つ目はまず悩む時間が少ない事。不安や悲しみを感じている限り、幸せな事があってもそれを感じる事は難しい。また、メンタルが良好であれば、パフォーマンスも上がり、結果として「幸福」に結びつきやすい。
2つ目は、自分の力で得られる「幸せ」の基準を持つこと。換言すれば、他者(友人や恋人)や金に依存しない事。
4.他者に依存しない
他者の場合、完全にあなたの思うように動いてくれるわけではない。つまり不安定な存在だ。人から幸福をもらうことはできるが、そこに頼ると、万が一あなたの元からその人が去ってしまったとき、大きなショックを受けるからだ。
5.デジタルネイティブの人生
私の世代は二つの現実を生きている。
実際に肉体が存在する世界と、ネットの世界だ。この2つの世界を反復横跳びのごとく行き来している。
私は中学生の頃からネットでよくハウツー記事を漁って読んでいた。
人間関係についての事や、ライフハック、デートの誘い方など多岐に渡る。時には2chやチャットサイトで相談などもした。つまりもう一つの現実世界であるネットで知識を得てから、本番であるこちらの世界で様々な事に臨んでいた。
なので今まで大きな失敗をしたことがあまりない。これはこれでさみしいものがある。紆余曲折あってこその人生だと思うからだ。
他人と比較してしまうのも往々にしてある。
それが幸せを阻害している事も多々ある。
6.心は有限説
これは私の実感としての意見だが、マイナスな事や自分のコンプレックスについて考えていると心のエネルギーを大きく消費し、身体にも疲労が残る。
そしてマイナスな思考は行動の妨げにもなる。
「どうせこんな俺/私がうまくいくはずがない・・・。」「どうせ嫌われている・・・。」こういった思い込みが、挑戦する事を阻害し、人との交流を自ら行おうという姿勢をもなくしてしまう。
行動は、すなわち思考が反映されたものだから悲観的な考えが結果として現実のものとなってしまう。
また、実際に過剰なマイナス思考は脳に悪影響を与え、理解能力や学習能力を低下させる。
従って、マイナス思考の割合を減らしていく事が、心身を好調に保つ1つの秘訣である。
7.前向きな思考で精神的疲労の軽減
換言するならば、心の節約。
反対に、前向きな思考は、心のエネルギーの消費が少なく、且つ何らかの行動に結びつくことが多いと思う。
例えば、自分の夢や目標について考えている時。テンションが上がりますよね。
そして程度に差はあれど、やる気が上がり、勉強やら仕事に取り掛かるようになる人が多い。
もう1つの例。
恋人の事について考えている時。好きな人の事について考えている時。これも同様に気分が高鳴るはず。
そして彼/彼女に喜んでもらおうと何らかの行動を起こそうとするはず。
当然のことながら意中の相手について考える時は心身の疲労は少ない。
つまり心の消費においてコスパを考えるのであれば、前向きな思考を心がけると良いんじゃないか説。行動に結びつく可能性も高いしね
8.幸せの補充
もちろん心は補充する事が出来る。趣味に没頭したり友人と遊んだりゴロゴロしたり、美味しい料理を食べたりすれば心は満たされる。
よって、心のエネルギーのゲージに時折関心を払いつつ、減ってきたなと思ったら何らかの方法でチャージし、また基本スタンスとして、ネガティブ思考でそれを浪費しないように、前向きに心掛けて生きていくといいんじゃないかなと思いました。
皆当たり前のようにやっている事なんだけど、心は有限なものだと思ってもらえると、
無理をきたさないのかなと。
9.最後に
それぞれ自分なりの「幸せ」の形を追求していきましょう!
読んでいただきありがとうございました
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