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自分がスクールカースト上位かどうかで悩んだ時に読む記事【マツコさんから学ぶ】

2020年11月10日放送の「マツコの知らない世界」での、マツコさんの放送がネットでちょっとした話題になっていた。

 

マツコさんが、ゲストとして出演した花いけに勤しむ男子高校生達に、スクールカーストについて語る場面があった。その場面におけるセリフを、以下に引用する。

 

学校でカースト上位にいたやつって、同窓会で会うとみんなヤバくなってるから。

本当にみんな、ことごとくショボくなってる。

マツコ力説「スクールカースト論」に「救われる」 「多くの学生に届いてほしい」と反響(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

 

彼女の発言に、励まされる声は多かった。それだけスクールカーストに対して、コンプレックスがあったり、悩んだ経験を持つ人が多いのだろう。

 

というのも、学校というのは非常に狭いコミュニティであるからだ。

 

私なりにも思う事が色々とあるので、スクールカーストについて、つらつらと書いていきたい。

 

〇中高生にとっては、学校のクラスが世界の全て

スクールカーストで苦しむ原因の本質は、「学校=自分の世界の全て」であるからだ。

放課後や休日に友人と遊ぶにしても、自分が通っている学校の友達と遊ぶことになるので、「学校という世界」は決して切り離せない。

 

中学生や高校生は、毎日学校に通わなくてはならず、一日の大半の時間をそこで過ごす。学校が終わっても、部活があるし、放課後に友達と遊んでいても、話題の中心はクラスメイトや他クラスの人物になる。

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 つまり精神の大半を、学校に捧げてしまうことになる。他の居場所と言えば、自宅か学習塾か習い事か。塾の場合も、同じ学校の同級生が複数人通っていたりすれば、学校とほぼほぼリンクしているようなもので、結局は「別の居場所」とは言い難い。

 

中高生は、逃げ場がない。

「俺/私は、学校で上手くやっていけてなくても、他に居場所があるから平気」とは中々言えない。(もちろん今はSNSやネットがあるが)

半強制的に、クラスに溶け込まなくてはならない。

 

もちろんそれが自然とできる生徒もたくさんいるのだが、人付き合いが苦手な人物にとっては地獄と形容するほかないだろう。

〇生まれ持ったステータス値で自動的に序列が決まってしまうという理不尽さ

スクールカーストの序列は、一体何によって決まるのだろう?

ズバリ、「顔」である。顔こそが全てと言っていいだろう。

 

いわゆる人気者グループとされる集団は、男女ともにルックスが良い傾向にある。

 

特に女性の場合に当てはまる。男の場合は、明るいキャラクターだったり、運動神経が良かったりすると上位に組み込まれることもあるが、女性の場合はそうもいかない。

 

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昔から不思議でしょうがないのだが、女性は同じようなルックス偏差値で群れを形成する事が多い。可愛い子の友達は可愛い。逆もまた然り。

可愛い子+そうでない子の組み合わせはあまりない。(可愛い子+それを守る用心棒的な口うるさい女性の組み合わせはよくあるのだが・・・。)

 

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筆者の中学時代にも、大して話が面白くない人間でも、なまじっか顔が良いために、ヒエラルキー上位に君臨する同級生が何人か居た。

 

そして私は中学時代、この風潮がとにかく許せなかった。

思春期という事もあってか、それはまぁ、めちゃくちゃ心が歪み倒していた。

生まれ持った顔がブサイクだという、自分にはどうすることもできない要素で、自動的に低層カーストに組み込まれてたまるかという思いが強くあった。

今思えば、ただの被害妄想でしかなかったのだが(笑)

 

顔ステ値による序列決定は、自己肯定感が大きく下落してしまう原因でもある。

「頭蓋骨を覆う皮膚及び感覚器官の集合体」に過ぎない、人間の顔の配置次第で、大きく学生生活が左右される。あまりに馬鹿げている。

 

「このままだとスクールカースト低層に組み込まれる。イケてない奴だと思われる。それは絶対嫌だ。」と常に焦燥感に駆られていた私は、スクールカースト上位に下克上する事を諦め、そもそもピラミッド外から出てやろうと思った。

 

 

顔はどうしようもない。

ならば、「運動と勉強ができる一匹狼」を目指そうと思った(笑)

スペックにより存在感を際立たせ、それでいて誰ともつるまない。

これが私の理想だった。もっとも、ただ単にクラスから孤立しただけで、何の評価も得られなかったのだが。

 

話を戻そう。大人の場合は、総合的に勝負できる。

収入の寡多もそうだし、見た目だっていくらでも磨ける。

コミュニケーション術もそうで、行動でいくらでも巻き返しが出来る。

 

しかし、残念ながら、まだ子どもである中高生にはそれは中々難しい。

カースト上位だったやつは、ショボくなってるのか?

私は現在22歳なので、周囲を見渡して「ショボくなっているのか否か」を判断するフェーズには未だないと思っている。

が、ちょっとした仮説のようなものはある。

 

現状に満足しているか否か?が問われるのではないだろうか。

カースト上位者は、学生時代から満たされているし、遊びを人通り終えて、早期に結婚する。そして落ち着いた結婚生活を過ごす。

 

一方でカースト下位者は、鬱屈とした感情が溜まっている。

 

「モテてえ・・・。チヤホヤされてえ・・・。クソがッッ!」と悶々としているのではないだろうか。そしてその負の感情を爆発させ、仕事に邁進し、その結果カースト上位者を追い抜くのではないだろうか。

 

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満たされていない者は、欠けた欲望を追い求める過程において、爆発的なエネルギーが生まれる。

現状に満足しているのなら、努力のモチベが中々湧いてこないはずである。

よって、「カースト上位者が、しょぼくなる」というのは、正確には、「カースト下位者に追い抜かれる」というのが私個人の結論である。

 

もちろんあらゆる議論に当てはまるが、結局は人それぞれである。

カースト上位者は、バイタリティに満ちている人間も多い。

体育会系上位者は、営業やらなんやらで結果を出すし、行動力があるから女性にもモテるのだろう。

ヤンキー系上位者の方が、どちらかといえば、カースト下位者に追い抜かれやすいのだろうか・・・。

 

〇学校だけが居場所じゃないよというのは、無意味な忠告

自分が大人になった今、「学校だけが居場所じゃない」ということが分かる。

が、それを大人が当事者にいくらいったところで、彼ら/彼女らに響かないのも現実だ。

なぜなら中高生にとっては、「学校が世界の全て」だからである。

大人が自分の観測範囲を、子どもたちに押し付けているだけ。

 

もちろん励ましという行為そのものは重要だ。

しかし、やや的を外したアドバイスのように思えるし、中高生にとっては無価値であろう。

〇その時にできるベストな生き方を

結局のところは、ジタバタもがくしかないだろう。

苦しくても、のたうち回りながらなんとか生きていく。

中高生にとっては、学校が居場所の全てですが、卒業したらそうでなくなる。

限定されたエリアでしか遊べなかったゲームから、一気に、オープンワールドのゲームへと変化するわけです。

自分の居場所も好きに選べるようになるし、何個持ったっていい。

 

ハッキリ言って、全ての人間がクラスに馴染めるようにはできていません。

必ず馴染めない人間が出てくるし、それは仕方のない事。現に私がそうだった。

クラスでイケてない人物=ダメな人間 と、簡単に結びつけてしまいがちなのが、学生時代だが、しかしそれは違う。なぜなら評価基準が変わるからだ。

 

あなたという人間の評価のされ方は、属する居場所やコミュニティによってガラリと変わる。

 

あなたの特技が、重宝されるコミュニティかもしれない。

若い人材が不足していて、あなたの若さが重宝されるかもしれない。

あなたのイラストがTwitterでメチャクチャ人気が出るかもしれない。

あなたの歌がニコニコ動画で爆発的に人気になるかもしれない。

 

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あなたという人間の魅力が、学校という狭い環境で活かされるかどうかは分からない。

あなたがイケてない、全面的に非があるのではなく、「周囲があなたの良さに気づいていないだけ」という可能性も大いにある。

 

単に、「今イケてないだけ」なのかもしれない。それは神のみぞ知るというやつだ。

なのでスクールカースト下位者は、自暴自棄になってしまいがちですが、なんとか今を生き抜いていくしかないでしょう。

勉強や部活など、腐らずにやるべきことに注力しつつ、適度にフラフラする。

自分は、大器晩成型だと信じてのらりくらりやっていくしかないのではないだろうか。

 

最後に

とまぁ、とりとめもない主張となった。

私はイケてない中高時代を過ごしたので、人一倍熱量高く、スクールカーストについて語ってしまった。

しかし、人生は長期戦。長い目で見れば、楽しい時期もあればそうでない時期もある。

現実が永遠に続くと、拡大解釈せずに、人生を楽しむことも必要なのではないだろうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Mizuki Endo (@msecond0513) on Twitter

オナ禁をすると女性にモテるのか?効果や継続すべき期間は?

オナ禁とは、都市伝説のようなものである。

人は、未知なるもの、神秘的なものに惹かれる。

科学的根拠が不十分でも、何か超越的なものに縋りたくなるのが、人間の心理というものだ。

人は占いやおまじない、宗教儀式など、人知を超えた力に頼ることがある。

 

オナ禁もそうだ。

男なら、誰もが一度は試したことがあるのではないだろうか。

 

オナ禁にはいくつものメリットがあると、ネット上でまことしやかにささやかれているからだ。

 

そのメリットの真髄は、「女性にモテる」ということにある。

男に生まれてきた以上、女性にモテたいという本能がある。

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男は多くの子孫を残すべく、できるだけ子種をバラまこうとする本能が備わっている生き物なのだ。

 

さて、オナ禁をすると果たして女性にモテるのだろうか?

 

答えは、「モテるようになる確率がUpする」というのが私の見立てだ。

 

まず何を以てして「女性にモテている」といえるのか、その定義が曖昧ではあるが、

オナ禁を始めようという男性は、そもそも恋人を有していないという人が圧倒的である。従って、ゴールを「恋人ができること」に設定しよう。

それではさっそく解説していく。

 

オナ禁の本質は、自分にブーストをかけることにある。

オナニーをしないと、性欲はグングンたまる。悶々とするも、自分では処理できない。

あまりのムラムラさ加減に、仕事や勉強が手につかなくなる。

そして、ムラムラと同時に、積極性のようなものが自己の内面に生まれる。これは、男性ホルモンの一種であるテストステロンの値が向上するからであろう。

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そのエネルギーが、自然と自分を現実世界の女性と向き合わせる。

自然と自分が明朗快活になっていく。

 

また、ムラムラが溜まれば溜まるほど、とにかくそれを発散したくなる。

その高ぶったエネルギーを発散すべく、女性にアプローチをするようになる。

いわば、「女性にアプローチをかけたくなる状況」に、自らを強制的に追い込むのだ。

(※もちろん下心のみで近づくのは相手に失礼だが)

オナ禁によって、自分のモチベーションを高めることができるのは間違いないといっていいだろう。

 

男性が、恋愛を始めるには、とにかく積極性が重要だ。

ごく一部のイケメンを除いては、男性から女性を口説かなくてはならない。

何もしないでいて、女性が寄ってくることは残念ながら期待できない。

 

一念発起をして、女性を口説こう!と思い立っても、中々行動に移せないことだってある。「失敗したらどうしよう?」「振られたらどうしよう?」と次々と、不安が浮かんでくることもあるかもしれない。

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傷つくことへの恐怖は誰にだってある。

〇恐怖や自制心というリミッターを壊すには、どうすればいいのか?

自己啓発書を読んだり、尊敬するインフルエンサーの情熱的な動画を見たり、好きな音楽を爆音で聴いたり、松岡修造の動画をYoutubeで見たり・・・。

それも有効な手段である事は間違いない。

しかしそれらによる、やる気のセルフ向上は、一過性で終わってしまうことも多い。

一時的にやる気が上がるものの、数日或いは数週間で終わってしまう。

 

もっと強く、自分の本能に訴えかけないとダメだ。

そこで、三大欲求の一つである「性欲」にフォーカスする。

性欲は大きな欲求であり、発散しない限り、その欲求は残り続ける。

 

その欲求を発散するべく、退路を断ち(AV)目の前にあるカベを乗り越えなくてはならない。

〇なぜオナ禁に関する主張は曖昧なのか?

これは正直、自分で体感してみないと分からない状態である。

人の身体は全く同じというわけではないので、オナ禁にも個人差はある。

2chまとめサイトや個人ブログにおいて、(私もそうだが)オナ禁に関する主張は、終始曖昧なものになりがちである。

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それは結局「個人差による」としか言えない領域だし、科学で立証されているデータがいくつかあるものの、そもそも「モテ」にはあらゆる要素や偶然が関わってくるため、個別具体的に論じることができないからだ。

恋愛は不確定要素に左右されやすいし、例外だって無数にある。

オナ禁やればモテんのかよ?白黒ハッキリつけやがれ!」と言いたくなる気持ちは分かるのだが、こればっかりは難しい。

 

ただ、明らかにエネルギーがチャージされていくような感覚はある。

やはり、オナ禁は男性ホルモンである「テストステロン値の増加」と密接な関係にあるからだろう。

所謂、オナ禁のメリットで挙げられるような、「肌がきれいになる。ヒゲが伸びにくくなる。集中力が上がる。自信がつく」といったものは、テストステロンの増加によるものだと一般的に言われている。

オナ禁の継続すべき期間は?

射精をしないで精子を溜めた状態においては、日数の経過に伴って、テストステロンは増加していく。(一説によれば、一週間前後がピークでその日を境として、段々と下がっていく)参考:高須幹弥先生のYoutubehttps://m.youtube.com/watch?v=aeVjry_NzVQ

オナ禁の継続すべき期間については、意見が分かれる。

1か月や3か月、半年、あるいは生涯に渡って、などなど・・・。

 

テストステロンの値のデータを見れば、1週間が経過して以降は、オナ禁によって得られるメリットは減少する。

高須先生がおっしゃっているように、射精しすぎないのも体に悪い。

では、こういう考え方はどうだろう?

オナ禁は、彼女ができるまで続ける。

もっともその頃には、オナニーする必要性もないのだが。

 

オナ禁の継続期間を設定する事には、意味はない。

「オナニーを我慢すること」が目的となってしまい、本来のあなたの目的を見失ってしまいがちだからだ。よくありがちな、手段と目的の混合である。

目的は人それぞれ、多少異なる。

大多数の人は、恋人を作ることだが、仕事や勉強に集中するべくオナ禁をする人もいる。

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オナニーを禁じて(手段)「女性へアプローチすることのモチベを高めて、彼女を作る(目的」という目的があった場合、重要なのは行動することだ。

オナ禁をしたからといって、女性がたちまち寄ってくるということは可能性としては低い。

オナ禁による自身アップで、女性に好意を持たれることもあるが、大切なのは自ら彼女を作るための行動を起こすこと。オナ禁はあくまでそのためのブースターなのだ。

オナ禁によって現状への不満を明らかにする

が、繰り返すが、オナ禁の本質は、「自己への制約」にあると思う。もちろん、科学を看過することはできないのだが。

 

オナニーを繰り返しているだけでは、結局現状は何も変わらない。

安易に性欲処理を出来ているが故に、現状に不満は生まれないし、現状に甘んじているからこそ、それを変革しようとするアクションを起こそうともしない。

 

そんな情けない自分から脱するための手段が、オナ禁なのだ。

「俺はこれから彼女を作るぞ。男を磨くぞ。」と決意を固め、行動し始めるファーステステップがオナ禁である。

「他人の性行為を見て、満足し続ける」人生でいいのだろうか?と自分に問いかける作業でもある。

 

〇最後に

オナ禁とは、男の修行である。

男の人生は、とにかく全てを自分で掴み取りに行こうとすることが大切だ。

女性も金も仕事も、自分の行動次第である。

辛いことだって容赦なく襲い掛かるし、打ちひしがれそうになる瞬間もある。

強い気持ちがないとやっていけないのが、男の人生だ。

 

自分の心に火を灯す。その為の手段がオナ禁だ。

科学的効果がどうとか、疑う前にまずは自分で試してみてはどうだろうか。

(※科学的な主張ができておらずすみません)

 

オナ禁は、自己暗示をかける上では、有効な手段であると思う。

「オナニーしてない俺イケてるんじゃん?」「オナニーってほとんどの男がやってるダサい行為だけど俺はやってない。俺やっぱすげえわ。」と。

そういった、ちょっとした自信が自分を少しずつ変えていくきっかけになるのかもしれない。

同志の皆様の健闘を祈ります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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与沢翼氏の、アパレル×アフィリエイト戦略を「秒速で1億円稼ぐ条件」を基に解説する。

前回書いた記事では、与沢翼氏のビジネス哲学やその手法について、彼の書籍を交えながら分析した。

与沢翼氏の「秒速で1億円稼ぐ条件」を今更ながらレビューしてみる。

本記事では、与沢氏のアフィリエイト手法について、彼の書籍を基に解説していく。

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アパレル業界に初めてアフィリエイトを導入する

与沢氏は、1社目に経営していたアパレル事業会社に、いちはやくアフィリエイトを導入した。

彼は、破格の報酬額を設けた。

 

赤字覚悟のアクションも起こした。ふつうアフィリエイターに支払う成功報酬が5~10%というところを破格の30%に引き上げたのだ。仲介者のアフィリエイト・サービス・プロパイダ(ASP)のマージンも合わせると、売り上げ額の35%も支払うことになる大冒険だった。

与沢翼『秒速で1億円稼ぐ条件』フォレスト出版、2013年、98p

 

与沢氏の信条である、常識から逸脱した行動である。

アフィリエイターに支払う報酬額が多ければ、その分手元に残る収益は減る。

尚且つ、前例がない試みであるため、リスクも大きい。

リスクの高い行動には、当然のごとく恐怖が伴うが、一気に他者を出し抜くことができる。

もちろんそれは勝算があってのことであり、単なるムチャでは何の意味もないのだが。

 

与沢氏にも、いくつかの狙いがあった。

まずはじめに、アフィリエイターへの徹底的な周知である。

 

その狙いは、アフィリエイターの多くに「CRAZE」が偉大な広告主であることを周知徹底させることにあった。

同上、98p

 

アフィリエイターとは、アフィリエイト広告を自分のサイトやブログで紹介し、それを経由して、商品が売れた時に支払われる報酬を広告主から得ている人のことを指す。成果報酬の額が多いほど、もちろんアフィリエイターにとっては嬉しいし。やる気も高まる。こぞって多くのアフィリエイターが、CRAZE(与沢氏が経営していたアパレル会社のECサイト)を取り上げ、瞬く間にインターネットを席巻するようになった。

 

与沢氏は、広告費用を、よりレバレッジが強い手段に投下している。

自社のみで宣伝するのではなく、多くの他者の労力を使い、急速に認知度を広めた。

そして見事に、CRAZEは瞬く間に有名となった。

 

与沢氏の戦略はこれだけではない。

 

(前略)初回で35%支払った報酬も2回目からのリピーター購入ではいっさい支払わなくて済むことが分かっていた。そこで獲得した新規顧客に対して商品をたくさん売ることによって、2件目からは全額利益にになるので問題はなかった。

同上、100p

初回こそ赤字になるものの、リピーター客を掴むことで、後から黒字回収するという算段であった。

初回は無料もしくは破格の値段で、消費者を集め、その後商品やサービスの購入を継続してもらうことを狙ったキャンペーンはあらゆる企業に見られる。

ネット社会の場合は、最初に出る赤字をいかにして有効に使うか?がより強く問われるのではないだろうか。換言すれば、赤字をなるべく低く抑えたうえで、一人でも多くの人間に周知させ、コアなファンを作るかが重要なのだろう。

SEO多角化

与沢氏は、インターネット上で、自身が経営するアパレル会社のECサイト「CRAZE」の更なる知名度向上を目指し、いくつかのアクションを起こした。

 

トップページ以外にも評価の対象となる大きなページを作成し、そのなかにブランドごとに個々のページを設けた。LPO(Landing Page Optimization=ランディングページ最適化)の手法で、これが顧客に「大きなショッピングモールに数多くのテナントが入っているシーン」を連想させることにつながった。

同上、101p

 

ユーザーが最初に辿り着くのが、ランディングページである。ランディングページをより見やすくすることで、様々なページに誘導することができる。

また与沢氏は、各ブランドで個々のページを設けた。

それぞれをSEO最適化したうえで、SNSとリンクさせ、バイラルを狙った。

思うに、ネット販売を通じたビジネスは多角的な手法が求められる。

我々ネットユーザーは、色々なサイトを閲覧し、SNSに時間を費やしている。

少しでも自社サイトに触れる機会を増やすには、運営する媒体を増やすことが必須なのだろう。

尚且つ、それぞれをリンクさせ、商品を販売するにあたって核となるページに誘導しなくてはならない。そして閲覧ユーザーを誘導するには、何かしらのインセンティブが必要である。興味を引くような文言や、キャッチーな見出し、視覚的なインパクトなどである。

 

与沢氏の場合は、集客の1つの戦略として、動画を用いた。

 

(前略)グラビア系やギャル系雑誌の人気モデルの水着姿を動画で撮り、雑誌に「この動画を見たい人は、このQRコードを読み取って空メールを送ってね☆」と広告を載せた。

同上、102p

 

やはりなんだかんだで、美人はそれだけで消費者(男)の関心を惹きつけるうえで一番強い。しかも、メールアドレスを集めているので、メルマガ配信に組み込むことだってできる。潜在的消費者からメールアドレスを集める為の、広告料でもある。

メルマガ配信をすることで、一度にたくさんの人に、商品を宣伝することができる。

 

〇最後に

 

与沢氏は、アパレル業界に馴染みのなかったアフィリエイトをいちはやく導入した。

その結果、他者を出し抜いて、大きな知名度と収益を上げた。

2つの業界でそれぞれスタンダードな手法を組み合わせる事で、新たなものが生まれる。

業界内の常識にとらわれず、他の業界を見渡してみると、思わぬ化学反応が起こるかもしれない。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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与沢翼氏の「秒速で1億円稼ぐ条件」を今更ながらレビューしてみる。

この前、何気なくブックオフに足を運んだところ、このような本を見つけた。

「秒速で1億円稼ぐ条件」

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与沢翼氏の書籍である。

 

新たな時代の成功者・「ネオヒルズ族」として、世間を大きく賑わせた与沢氏。

TVや書籍、雑誌などあらゆるメディアを席巻し、時代の寵児と呼ぶにふさわしい存在だった。

「秒速で一億円を稼ぐ」が彼を表すキャッチコピーであり、代名詞であった。

 

彼が興した会社は、過去に二度倒産している。

一度目は、アパレル事業会社を2011年に倒産させる。

二度目は、アフィリエイト会社を2014年に倒産させた。

 

その後、シンガポールやドバイなど、海外に移住。

現在は投資家として活動し、2019年の記事によれば、資産は約70億円にものぼるという。

二度の倒産を経てもなお、不死鳥のように蘇り、その度に莫大な資産を手にしている。

 

私は、与沢氏のTwitterをフォローしているが、彼の発言から分かるのが、「誰よりもお金に貪欲であり、独自の人生哲学を持っている」ということだ。

世の有名な起業家を見渡してみると、その多くは「自分の夢や達成したい事を、ビジネスを通じて実現させたい」という欲求を持っている。

特にベンチャー起業家にその傾向が強くみられ、皆口々に自分の実現したい世界を語っている。

 

しかし、与沢氏の場合はそうではないように思える。

彼はあくまでも、「お金を稼ぐ」を第一の信条としているように感じる。

お金稼ぎから目を逸らすなよ、と。

まさに、「お金の求道者」なのである。

だから彼が語るビジネス思想は、現実に即したシビアなものが多い。

 

※別にどっちがより優れているとか正しいとかではなく、単なる価値観の違いです。

あと上から目線で本当にすみません。

 

閑話休題

お金稼ぎに人生の全てを捧げた与沢氏のビジネス哲学を、彼の書籍「秒速で一億円稼ぐ方法」から抜粋して紹介させていただく。それに加えて、私の考えた事や感じた事なども書いていく。

 

今ある資源でスタートを切れ!

今あるものにフォーカスしていくしかないのは当たり前の話で、それをどう活かしていくかが問われてくる。めそめそと現状を嘆いているばかりでは何も始まらないのだ。

 与沢翼『秒速で1億円稼ぐ条件』フォレスト出版、2013年、41p

 これは当たり前のことのようで、実は中々気づけないことだったりする。

 

もっと軍資金があれば・・・。もっと仲間がいれば・・・。

ないものねだりをしていても、現状はいつまでたっても変わらない。

そうではなく、「今できることは何か?」に思考の照準を合わせていかなければならない。

幸いにも、今の時代は、お金をかけずとも様々な物事に挑戦できる。

HPを作って商品を売ればいいし、SNSで宣伝する事も可能だ。

BASEを使えば簡単にネットショップを開設できるし、要らないものがあればメルカリで売ればいい。

 

また、Youtubeやブログの広告収入でお金を稼ぐことだってできる。

 

例えば、流行やアルゴリズムを読み取ったうえで、Youtubeに挑戦してみる。

ルーティン動画が流行っているので、自分もルーティン(モーニングルーティンやナイトルーティン)動画を撮影し、投稿すれば、関連動画に潜り込むことができる。

Googleはなるべく長い時間、Youtubeに滞在してもらいたいので、同じような種類の動画をどんどんおすすめに表示させる。その波に上手く乗るのだ。

その過程において、自分のビジネスや商品を宣伝すれば良いのだろう。

 

「ないからできない」と言い訳するのでなく、自分が持っているものでできることは何か?という発想を持たなくてはならない。

 

与沢氏の場合も、アパレル事業を倒産させた後は、彼が持っていたセミナー資料を自身の商材として活用し、再起を図っている。もちろん各種SNSもフル活用している。

真似のできるビジネスモデルを探せ!

すでに成功している市場でビジネスを小さく始め、そこに経営者の個性が加わり、結果的に成功したときに独創的なビジネスに見えることがある。

ファッションサイト「ZOZOTOWN」は日本最大級だが、もともと、ああいった構想のものではなかった。

同上、75p

 起業というと、世の中に全く存在しなかったオリジナルな商品やサービスを開発しなくてはならないと思いがちである。

しかし、革新的なアイデアを0から発想することは難しい。

 

それに、世の中に存在していない市場を創出したり、世に全くない商品を消費者に根付かせることも難しい。

つまり、成功した先人のビジネスモデルを真似する事が何よりも重要である。

成功者には、成功するだけの理由と価値がある。

もちろんただ真似するだけではダメで、独自性がないと売れないので、徐々に新たな機能や特徴を加えていく必要がある。いずれにせよ、できる範囲からビジネスを始めていくことが大切である。頭の中であれこれと考えているだけでは何も始まらない。

最初に一歩踏み出すための参考として、先人のビジネスモデルを真似する必要がある。

ブログは秒速で稼ぐための基礎体力作り 仕入れた情報を自分の視点で加工する

あなたが自分のブログを魅力的なものに育てていくには、どういうことに取り組めばいいのだろうか。(中略)書き手の視点で情報と情報を融合し、そこに自分なりの新しい解釈を加えたり、気づきを入れたりして書き手ならではの情報を創造する加工能力が求められる。(中略)ありふれた情報でも、そこに何か視点をつけ加えることで新しい情報であるかのように演出することもできるということだ。

同上、106p

与沢氏は、ブログを通じてアフィリエイトビジネスに取り組んでいた。

彼の書籍の第四章では、ブログビジネスに関するノウハウが書かれている。

 

私は、ネットサーフィンが好きで、色々なサイトを巡っている。

特に、評論系のコンテンツはその人独自の考えを知ることができるので、興味深く感じる。

ネット検索が当たり前となった時代、「ただの情報」は価値が高いとは言えない。

しかし、知名度を問わず、新たな視点や解釈のあるコンテンツには価値がある。

また、大半のネットユーザーは受動的コンテンツ消費者である。

従って、能動的にコンテンツを提供することの価値は大きい。

それがただの情報でなく、自分独自の考えであったのなら、なおさらである。

ネットに存在する無数の情報を、どう集め、いかにして編集していくか?がコンテンツ発信に問われる。

読者にどれだけ有益な情報を与えられるか?

メッセージは、やはり読者のメリットにつながるものでなければならない。

自分本位のメッセージは、読者に共感されない。

同上、151p

 

ブログで重要なのは、読者にメリットがあること。

「面白い」「役に立つ」「悩み解決」「ライフハック」「マインドハック」などなど・・・。

芸能人にはファンが居て、芸能人の日常そのものに価値がある。

しかし無名な人間の日常は、魅せ方を工夫しないと、中々見てもらえない。

 

私が思うに、情報発信で大切にすべきコアは2つある。

それは、情報の有益性×独自の視点である。

※上に挙げた2つの与沢氏の意見を要約しただけになってしまったが・・・。

片方だけでは、不十分である。

 

情報の有益性、即ち学びの要素には一定の需要がある。

例えば、Youtubeにおいては書籍やニュースを要約するチャンネルは数万人規模の踏力者を誇っているチャンネルがいくつも存在する。

特に、「難解なコンテンツを分かりやすく伝える」ということには、大きなニーズがある。

尚且つ、私見を加えることで、あなた独自のオリジナリティに溢れたコンテンツを生むことができる。

 

情報の有益性だけでは、他のコンテンツと差別化を図ることが難しく、独自の視点だけでは説得力がなかったり、読者にとってメリットがなかったりする場合がある。

 

オリジナリティがあって、読者にインパクトを残しつつも論理的正当性とメリットをしっかりと持つ。

これがコンテンツ発信の理想形なのではないだろうか。

詳しくはこちらの記事に書いたのでぜひ読んでみてほしい。

mizuki19980513.hatenablog.com

 

読者を熱狂の渦に巻き込むプロダクト・ローンチ

ネットで調べたプロダクト・ローンチは、まず見込み客を大量に集めるというものだった。そしてアフィリエイト・キャンペーンを張り、見込み客を一つのランディングページに集め、そこからステップメールでセールスレターを送り、期間限定で販売する手法であると説明されていた。

同上、189p

プロダクト・ローンチとは、商品を販売する前から定期的に情報を伝えて見込み客を集め、一定の期間に大きな売り上げを狙う販売手法である。

 

また与沢氏は、ザイアンスの法則を挙げ、単純接触効果の重要性を述べた。

接触回数が多いほど、親しみを感じやすくなる人間の感情の変化について述べた法則である。

 

セールスレターに大事なハイライトとオチ

与沢氏は、動画によるセールスレターの配信をYoutubeで行っていた。

彼は、動画によるセールスレターについてこのように述べている。

 

顧客は、オチのない話を第二話、第三話と続けられても読んでみようとは思わないのである。(中略)顧客は、最初の第一話で満足度が高いと次も見たいと思うようになるものだ。オチを作る意味は、顧客に次を期待させ、その内容を想像させることにある。

同上、197p

商品を販売する上で、重要なことはいくつもある。

その中でも、消費者に信頼してもらうことの重要度は高い。

ザイアンスの法則に則って考えれば、単純接触を繰り返すほど、徐々にだが信頼度は高まっていくことが期待できる。

 

従って、セールスにおいても初っ端から商品をゴリ押しするのではなく、回数を分けて商品について知ってもらわなくてはならない。

しかし、消費者はわざわざ何度も、同じ商品の宣伝を見ようとは思わない。

ことネットビジネスにおいては、一瞬でそのページから離脱されてしまう。

だから、与沢氏のように、まずセールスレターを分割する際は、第一話に強烈なインパクトとオチを残し、その後第二話、第三話とそれぞれオチを作り、次回への期待へとつなげていく事が重要なのだろう。

 

ここでいう「オチ」とは、情報の核心であると思う。

つまり、読者(視聴者)が一番気になるところをあえて言わない。

次回まで取っておく。気になる続きは次回、という手法は連続ドラマでも当たり前の手法だ。

 

そして、初回におけるインパクトとは、商品を今後販売していくであろうターゲットに強く訴求したいコアの部分である。

「お金稼ぎの情報商材」であれば、現代社会の歪な構造を訴え、危機感を煽る。

サラリーマンのままでは一生成功できませんよと。このままでいいんですか?と。

そして、お金稼ぎの手法がある事を伝え、読者を惹きつける。

あなたも努力すればお金持ちになれます。その方法を伝えますと。

 

ごく単純に説明すれば、このようなメッセージになる。

ネットビジネスはとにもかくにも、「発見」してもらうこと、「集客」することが大切で、心理学と密接に結びついた手法が求められるのではないだろうか。

あなたは何で稼ぐ人になるのか?

私は、初心者の場合、そこにある市場をきちんと見据え、「誰に」向かって、「何を」伝えるのかをきちんと考えておくことが大事だと思っている。いわゆるコンセプトメイクの確立である。

同上、150p

 あらゆるビジネスに共通して言えることだが、「誰に」「何を」売るかが、土台となる。その土台を基に、セールスに関する戦略や商品開発が成り立つからである。

また、ブログで商品を販売する場合、「キーワードの選定」がとにかく大切となる。

検索した際のヒット件数が多くても、競合となるサイトが多ければ埋もれてしまう。

競合が少なくても、ヒット件数が少なければ、お金儲けには繋がりにくい。

 

これを乗り越える為には、大きな市場を選び、尚且つ切り口を工夫する事だと思う。

与沢氏は、このことについて以下のように語っている。

すでに使われているテーマを言い換えることによって、新しい市場のように見せることができる。私がテーマに選んだ「フリーエージェント」にしても、むしろ「ノマドワーキング」という言葉の方が先に世の中に広まっていた。(中略)私は言い換えることで新しいものに見せたわけだ。

同上、149p

例えば、発信する内容そのものが、他の競合と同じようなものであっても、コンセプトとなるフレーズが新しければ、新しい概念としてユーザーに訴求する事ができる。

現在流行している市場やビジネスに乗っかりつつも、新たな潮流を生み出す。

 

〇最後に

与沢氏のビジネス思考は、徹底して現実に即しており、緻密な戦略と戦術の基に成り立っていた。今後も彼の発言をウオッチしていきたい。

次回は、彼のアフィリエイト手法について具体的に語っていこうと思う。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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起業家を夢見る意識高い系大学生である私のファーストステップ

私は、どこにでもいる意識高い系大学生なので、起業を夢見ていた。

いわゆる痛いヤツである。

 f:id:mizuki19980513:20201203134206p:plain

でもしょうがない。

私にとって起業家は、どうしようもないほどカッコよく見えるのだから。

 

〇意識高い系がまず通る道としてのホリエモン

一番最初にカッコいいなと思ったのは、ホリエモンだった。

※意識高い系の登竜門的存在だと、個人的に勝手に思っている笑

意識高い系パーソンは、まず一度は彼を通る。

情報商材屋、マルチ商法屋の間では、彼はまさしく神のような存在である。

いまいち関連性は分からないが。

 

私が幼い頃は、彼はライブドアの社長としてブイブイ言わせていた。

今までにないタイプの新たなスターだった。

頭が抜群に切れて、金をめちゃくちゃ稼ぎ、旧権力に媚びない。

まさに、オスの頂点だろう。

 

昔憧れていただけに、最近の餃子騒動やら野菜ブチ切れ事件には悲しくなるが・・・。

 

〇たくさんのワナビーを生んだNewsPicks Book

幻冬舎の著名な編集者、箕輪厚介氏が手掛けたビジネス書レーベル「NewsPicks Book」

彼がプロデュースしたそのブックレーベルは、とにかく何者かになりたいと息巻いている承認欲求の高い若者に、青写真を見せることに長けていた。

「行動すれば未来は開ける。さぁ行動しよう。」というメッセージが込められており、多くの意識高い系ワナビーの若者を魅了した。

NewsPicks Bookという名の青春 - 思考の解剖

御多分に漏れず、私もそのうちの一人だった。

〇起業に憧れていた意識高い系大学生のファーストステップ

まぁそんなこんなで、起業への欲望がどんどん膨らんでいったわけだが、「起業したい」「お金が欲しい」という非常に単純でスカスカな動機だったが故に、何から始めたらいいかさっぱり分からなかった。

 

自分のやりたいことを見つけるべきか?それとも儲かるビジネスモデルを勉強して、新しいビジネスを生み出すか?

大きく分けて、この2つの視点を行ったり来たり。

ネットでひたすら調べまくったり、起業に関する本を読んで、「知識を蓄えていたつもり」だった。

もちろん知識も必要となるが、実践を伴わない知識には価値がない。

 

自分には起業のアイデアは思いつかない。センスがないのだ。と諦める日々を過ごし、

趣味のブログを書きながら、なんとなく時間を潰していた。

 

しかし、ブログが幸いにもちょっとバズったことをきっかけに、webライティングの仕事の依頼が入ってくるようになった。

〇できることから始める

webライティングの仕事を始めて思ったこと。

それは、「できることからはじめる」ということがとにかく重要。

 

webライティングの本質は、ビジネスの本質に通ずる。

訪れる検索ユーザーのニーズを徹底的に満たし、更に期待を上回るように努める。

 

ビジネスだって、顧客のニーズや課題を把握し、それにフィットするサービスを考えなくてはならない。尚且つ、独自性や他の商品やサービスにはない優位性を築く必要がある。

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webライティングの仕事に真剣に取り組んで、ビジネスの本質を学んでいきたい。

誰だって最初はレベル1。最初からハイレベルなことを目指さずに、着実に自分のレベルを上げていく事が必要だと感じる。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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彼女を作る方法を調べた先に辿り着く、アフィリエイトサイトという迷宮

彼女、欲しいですよね。

でも、作り方が分からないじゃないですか。

途方に暮れますよね。

 

え、何で世の中のカップルって普通に恋愛してんの?

何がどうしてそうなったんだこいつら、と、はてなマークが止まりません。

 

で、とりあえず知らないことは、私はネットですぐさま調べます。

これがデジタルネイティブ世代(私は1998年生まれ)に染みついた習性なんです。

自分で考える前に、まずはGoogle先生

 

まあそんなこんなでネットの大海を漂うわけですが、、、

 

まぁ~しっくりくる解決策が出てこない。

出てくるのは、どいつもこいつもノウハウ記事の皮を被ったマッチングアプリを紹介する為の記事。

段々と嫌気がさして、ブラウザを閉じてスマホをぶん投げたくなる衝動に襲われます。

 f:id:mizuki19980513:20201203134433j:plain

いや、まあマッチングアプリも有効な手段の一つですけどね。

結局のところ、恋愛なんて「ひたすら出会いまくって、相性の良い人を探す」だけの作業ですから。

 

マッチングアプリは、いつでもどこでも出会いのn数を増やすことができるし、効率の良い手段であるのは間違いないです。良い方法を教えてくれてありがとうございますと言うべきなのかもしれません。

ただ、検索上位にヒットするどのサイトも、大体似たような内容であることにウンザリとする。序盤にちょっとした恋愛ノウハウがあって、最終的にマッチングアプリの宣伝が長々と入って終わり。金太郎飴なんですよね。

 

これから勝手に愚痴を語っていこうと思います。

 

〇webサイトが存在する理由

そもそも、インターネットは誰もが無料でアクセスできるもの。

ユーザーは、検索エンジンであるグーグルやヤフーにお金を払っていない。

無料で膨大なコンテンツに触れることができる。

 f:id:mizuki19980513:20201203134347j:plain

しかし、その膨大な数に及ぶwebサイトは、当然だが誰かの手によって作られている。

ものを作るときには、何らかの目的が存在するはず。

webサイトの場合は何か。それは自分の商品やサービスを紹介する為の集客や広告目的であったり、webサイトを介在して商品を紹介し、成功報酬を得るためのものである。

つまり、ユーザーの悩みを解決するためのノウハウを提供するだけに留まらず、それに関連した商品やサービスを紹介する事が必須となっている。

つまりインターネットコンテンツの本質とは、広告なんだなと。

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考えてみればごく普通のことである。HPを立ち上げるには、時間もかかるしそれ相応の知識が必要だ。外注するとなるとかなりの費用がかかる。

インターネットはボランティア精神の上に成り立っているわけではない。

人の手によって作られたものである以上、必ずその対価或いは対価への期待値が要求されるのだ。

 

もちろん情報発信することそのものが好きだったり、私のようにあれこれ文章を書くことそのものが好きな人だって居るが。

〇ネットに答えが存在するという大きな勘違い

これは自戒の意を込めて書くのだが、インターネットに「答え」が存在すると思ったら大間違いである。我々はなんとなくネットに答えがあるはずだと思い込んでいるフシがある。

そもそもネットにある情報を疑うこともしない人だって少ないのかもしれない。これはまずい。

 f:id:mizuki19980513:20201203134546j:plain

「自分の頭で考える」という能動的な姿勢がないと、ただただ世間の風潮や、絶対的に正しいと証明することのできない「常識」に惑わされ続けることになる。

 

インターネットにある情報だって、ある商品やサービスを売る事がまず目的としてあって、それを裏付ける為の理由なのかもしれない。

ネットのみならず、世の中にある情報を一度疑いなおすことは重要である。

〇ネットコンテンツの本質とお金の関係

つまり、ネットコンテンツは立ち上げの際にコストを必要とするが故に、お金の回収をコンテンツそのもので回収しようとする。

入り口は無料だけど、その後のフェーズでお金を落としてくれよと。

そんなこんなでノウハウ的広告コンテンツが膨大に溢れかえっている。

つまり我々は、必要な情報の取捨選択をすると同時に、商品やサービスの営業も同時にされているのだ。

無料の商品やサービスは、無料なままでは終わらない。どこかで必ずマネタイズがされるようになっているのだ。ネットには、幾重ものマネタイズ網が張り巡らされている。

〇Webライティングの構造からみるネットの本質

自分の商品やサービスを紹介して収益を得る為には、まず検索上位にヒットしなくてはならない。その為には、SEO(検索エンジン最適化)に特化したコンテンツを発信しなくてはならない。つまり、グーグルに気に入られるコンテンツでなくてはならないのだ。

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SEOライティングの本質は、ユーザーの検索ニーズの充足+α。

そして尚且つ、競合のサイトよりもコンテンツを更に充実させる事。

これは、ビジネスの本質にも通じる。

 

両者ともに、顧客のニーズや課題を把握し、それにフィットするサービス(ネットの場合コンテンツ))を提供し、既存の商品やサービスにはない独自性や優位性を備えていなくてはならない。

 

先ほどインターネットの本質は広告であると述べたが、ビジネス的側面が強いという事が改めて分かっただろう。

インターネットにあるコンテンツは、ビジネスに即した文章であり、何らかの商業的価値を生み出すための文章なのだ。

そのことを分かったうえで、ネットと向き合っていく必要があるのではないだろうか。

 

最後に

そんなこんなでネットコンテンツについて少しだけ考えてみました。

今後も色々と考察を深めていきたい所存であります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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