【哲学】僕たちはなぜ働かなければいけないのか/マルクス

人間の人生は、大半の時間を仕事に費やす。

だから人生=仕事、労働と言っても過言ではない。

 

みんな知っての通り、

日本では、働きすぎが原因で死んでしまう人がたくさんいる。

 

そこまでして働く必要があるのか。

そして、そもそも人間はなぜ働くのか。

ってみんな思わない??思うよね?

 

というわけで今回は

この記事で「働く」という事について、

マルクスの主張に基づきながら考えていきたい。

 

 

カール・マルクス 1818~1883

1 資本主義って何?

 

働く事の意味について考える前に、

まず資本主義と共産主義についてざっくり解説してく。

定義が分かっている人は飛ばしてください。

 

19世紀。

資本主義が広まって、みんなイキイキとしていた。

貴族や王様が支配していた時代と違って、

頑張って働けばよい暮らしをできるようになったから。

 

んで、そんな時1人の男が現れ、こう言った。

「いや、資本主義ってみんなを不幸にするから。まじやべーから。」

 マルクスである。

マルクスが指摘した資本主義の問題点はこれ↓

 

金持ち(資本家)が資本金を元に会社や工場を作り、

庶民を労働者として雇って働かせる。

庶民が働いて生み出した利益は庶民のものとならず、

それは新たな余剰利益として資本家に持っていかれる。

 

つまり、労働者がどんなに一生懸命に働いても、

労働者には生活をしていくのに困らない程度のお金しか

もらえないって事。

 

もう一つ例を挙げてみよう。

価格競争について考えてみてほしい。

 

あるチェーン店が他店に勝つために、今まで1000円で売っていたものを

800円で売るとする。

すると他店も負けじと750円に値下げをする。

 

こうして、価格を下げると、当然だが利益は減ってしまう。

利益は減っちゃうけど資本家はでもお金はたくさんほしい。

 

するとどうなっちゃうか。

労働者の給料を下げたり、過酷な労働を強いることになるのだ。

そして負のスパイラルに陥る事になる。

 

労働者の給料が下がる→ものが売れなくなる→企業の業績悪化→

業績悪化のため大幅なリストラ→失業者が街にあふれる→ますますモノが売れなくなる

 

こういう事態に陥ってしまうとマルクスは言った。

しかし彼は新たな提案も同時にしていたのである。

 

 

「まあ聞けって。確かに資本主義はそのうち終わるけど、でもな。希望はあるぜ。」

 

共産主義って?

 

彼は、資本主義の代替案として、共産主義を挙げた。

労働者たちが団結して支配階級(資本家)をいつか倒し、

共産主義体制に移行していくであろうと言ったのだ。

 

kotobank.jp

共産主義と言うのは、まあ簡単に言うと、

「あらゆる財産をみんなで管理して共有しましょうね」

「独り占めすんのはだめだよ」

って事(※詳しくはリンク元を参照の事)

 

まあ確かに言っている事は立派だよね。

あらゆる財産を国が管理して平等に共有すれば、格差なんて生まれないはずだから。

 

でも実際はそうではなかった、歴史がそれを証明したから。

ソ連(今のロシア)は共産主義体制だったけど、問題も多かったし、

実際に破綻しちゃってるし。

 

理想のように思える共産主義にだって、もちろんデメリットもあった。

 

・「平等」とはいうものの、その社会を管理する、「共産党」が支配してたし、

自分たちの考えに従わない人間は容赦なく処刑していた。

・いくら働いても、もらえる食料やお金は「一定」だったから

みんな全然働かなかった。(一生懸命やろうが適当にやろうが一緒なら、まじめに働くわけがないよね)

 

でもその代わり、国が一丸となって行うプロジェクトなどには強かった。

国家が自由に財産を使えるからだ。

 

3なんで働かなきゃいけないの?

現代の資本主義社会においての労働について考えていくと、

少しずつわかってくる。

 

私たちは、ありとあらゆる場面で「新商品」を目にする。

でもこれって、本当に新しくする必要あるのだろうか?

性能がある程度良ければ、それで十分なのではないか?

 

しかしこれは現代社会においては許されない。

新製品を作るのを止めると、仕事にあぶれてしまう人がたくさん出るから。

新商品を作るのにも、

・企画する人

・設計図を作る人

・パッケージをデザインする人

・部品を作る人

などなど。

 

失業者がたくさん出てしまうし、新商品を作るのを止めると、

ライバル会社に負けてしまうから、

「止めたくても止められない」のだ。

 

終わりのないマラソンなのである。

 

でも改良しつくされて、もう手を加える所なんてないぞってゆう

モノもたくさんある。

だからそういうのは、流行を取り入れたり、

何か無理やりにでも新しい要素を付け加えて新商品として売り出さなければならない。

 

でもそこで必死こいて新商品を作っても、

結局は資本家にごっそりと持っていかれる。

 

これじゃ何の為に働いているのか訳が分からない。

でもみんなが働かないと資本主義は崩壊してしまうのだ。

 

19世紀や20世紀の資本主義社会を生きる人間は、

「頑張って働いて良い暮らしをしよう」と思いながら

働いていた。

 

しかし、21世紀の現代においては、

あらゆるものが安く買えるし、インターネット環境があれば

あらゆる娯楽を楽しめる時代だ。

 

だから昔みたいに「良い暮らし」を求めて働く人は減った。

 

資本主義社会を保ち続けるために、新たな労働の意味や価値を

見つけなければいけないのか。

あるいは、資本主義社会に代替しうる、新たな仕組みを築く必要があるのか。

 

冒頭でも述べたように、人間の人生の大半は仕事に費やすことになる。

労働することの意味がわからなくなっている今だからこそ

「働く事の意味」について考えなければいけない。

4最後に

 

皆さんはこの記事を読んでどう思いましたか?

また、働く事の意味はなんだと思いますか?

良かったらコメントください。

読んでいただきありがとうございました。